Colibri

 

このネットワークは、日本語を教えているフランスの高校とフランス語を教えている日本の高校の交流を編成し組織立てることを目的としています。

 

ネットワークの機能

日本におけるフランス語教育は約150の高校でおよそ1万人の高校生に行われています。一方、フランスでは日本語は約30の高校でおよそ3千人の生徒に教えられています。

ネットワークに加入した高校は、日本語とフランス語で書かれたコリブリ憲章にサインをしますが、現在その数は日本の高校が29校、フランスの高校が31校になっています。

交流には、短期(3週間)と長期(1学年)の2つの交換プログラムがあります。長期の場合は日本人の生徒は帰国した際、進級できるようにいくつかの認定単位を取得することができます。フランス人の生徒の場合には、東京フランス高校の協力のもとCNEDの通信教育に受けることになります。交換プログラムの生徒は相手方の高校と家族に迎えられ、相手の生徒と同じ授業に出席します。

生徒交換プログラムと同時に、教員の交流も可能になります。

ネットワークは、テレビ会議(カリタス高校 、パリのラ・フォンテーヌ高校、ボルドーのマジャンディー高校の間ですでに成功)、メール交換や決められたテーマについての発表交換など、さまざまな教育交流を可能にします。同様に文化的交流も可能です。

ネットワークの調整役(コーディネーター)は、それぞれ下記の先生が担当しています。

日本側 中野茂 (早稲田大学高等学院 フランス語教師)

フランス側 Aude Sugai (Académie de Lille所属)

 

 

 

- リンク(フランス語)

 

メディア紹介事例

 

TV5MONDE 「Destination Japon」(フランス語)
201801-Colibri-TV5MONDE2018年1月27日

ビデオを通して、二人の高校生に会いましょう。日本人のマコさんとフランス人のマドリンさんです。二人は言語と文化の真っ只中で過ごすという体験をします。講師によって支えられたネットワーク・コリブリでは、毎年、日本とフランスの高校の交流を開催し、高校生にフランス語と日本語で話す機会を与えています。

 

 

Le français dans le monde「Le français est une formule magique」(フランス語)
201801-colibri-lefrancaisdanslemonde2018年1月15日

中野茂氏は普通のフランス語の先生ではありません。3年をフランスで過ごした後、彼は日本へ帰国し、彼を感嘆させたこの経験を教え始めます。多様性と新たな世界観を発見した彼は、それを生徒へ伝えているのです。ネットワーク・コリブリの日本コーディネーターである彼は、毎年3週間、60人の日本人学生を、フランスのパートナー高校へ送っています。