「ニュイ・ブランシュ(白夜祭)」はパリ市で誕生しました。毎年秋の訪れとともに、パリの街は現代アートで溢れ、訪れた人々を大いに楽しませます。パリ市のパートナー都市のひとつである京都市は2011年、ニュイ・ブランシュを京都で開催することを希望しました。結果は大成功。パリと同じく、夜の散策を通して、アート作品に触れられるのがニュイ・ブランシュのコンセプト。京都の街は突如として、優れた才能と驚きに満ちたアートで覆われるのです。
昨年開催した第二回のニュイ・ブランシュKYOTOは、京都市とアンスティチュ・フランセの文化活動の中で、特筆すべきものとなりました。第三回となる今年は、ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川が加わります。ニュイ・ブランシュは勿論、日本とフランスの催しなのですが、今年は特別に独仏の催しでもあるのです。なぜなら、主催者であるアンスティチュ・フランセ、そして在京都フランス総領事館にとりまして、2013年のニュイ・ブランシュは独仏エリゼ条約締結50周年を祝う機会でもあるからです。日本の文化的中心地である京都において、フランス、ドイツに関係する関西のアーティストが集うとともに、ヴィラ九条山とヴィラ鴨川の招聘アーティストが、29の会場で作品を発表します。
2013年のニュイ・ブランシュKYOTOは、パリと同じ10月5日(土)に開催されます。門川市長によるオープニング・セレモニーには、パリのニュイ・ブランシュを発案したクリストフ・ジラール パリ4区区長も参列します。日本の大いなる友人であるジラール氏は、パリ市から初めて、京都のニュイ・ブランシュに参加。京都市とパリ市が1958年に締結した友情盟約が、今も鮮やかに活き続けていることを、目の当たりにすることでしょう。
在京都フランス総領事
アンスティチュ・フランセ関西 館長
シャルランリ・ブロソー
アンスティチュ・フランセ関西
文化プログラム主任
イザベル・オリヴィエ
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詳しくは、アンスティチュ・フランセ関西をご覧ください。
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ニュイ・ブランシュ2013 トレーラー