Posted

「明日の都市」をテーマとした討論シリーズでは、本年6月に東京と横浜で芸術と都市について、また10月には札幌と福岡で都市と持続可能な農業についての討論会を開催しましたが、2013年3つ目にして最後の討論会「持続可能な都市に向けて:効率と衡平」が12月12日午後17:30から上智大学で開催されます。

 

「明日の都市」をテーマとした討論シリーズでは、本年6月に東京と横浜で芸術と都市について、また10月には札幌と福岡で都市と持続可能な農業についての討論会を開催しましたが、2013年3つ目にして最後の討論会「持続可能な都市に向けて:効率と衡平」が12月12日午後17:30から上智大学で開催されます。

本討論会は、アンスティチュ・フランセ日本グローバル討論部、上智大学、環境問題に特化したシンクタンクである公益財団法人地球環境戦略研究機関の共催で開催されます。

今日では、世界人口の大部分が都市で暮らしています。エネルギーと石油資源の枯渇が危ぐされる情況において、人間の活動の持続可能性は、技術革新、個人の行動の変化、省エネルギー政策に密接に関係しています。しかしながら、持続可能な都市に関する問いは、エネルギー効率についての議論にとどまりません。都市に暮らす人々が安全で、より平等な社会で生活し、政策決定者が市民の意見を取り入れ、「五感で体感できる都市」(ジャック・フェリエ)、住民が主役であるような、そんな明日の都市について語る必要があるでしょう。

12月12日の討論会は、上智大学学長の滝澤正の開会の辞の後、公益財団法人地球環境戦略機関所長の森秀行の司会で進められます。

登壇するのは、川井しげお(東京2020オリンピック招致議員連盟会長)、船岡昭彦(三井不動産株式会社執行役員スマートシティプロジェクト責任者)、川上毅(上智大学大学院地球環境学研究科教授)、エチエンヌ・クレポン(フランス環境・持続可能な開発・エネルギー省住居・都市計画・景観局総局長、フィリップ・シメイ(哲学者・ウェブサイト主催)です。

討論会は、前半でエネルギー効率の問題を扱った後、日仏両国における持続可能な都市の姿について議論します。討論の終わりに、市民や企業など異なる立場の人々の意見を聴取する方法についても討議したいと考えています。議論の各段階で会場からの感想や各パネリストへの質問も自由にしていただきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上智大学大学院 地球環境学研究科教授
川上 毅

& アンスティチュ・フランセ日本 グローバル討論部門 主任
ヴァンサン・マノ                                                                                                  

 

 

討論シリーズ全体を通してアンスティチュ・フランセ日本のオフィシャル・パートナー

ベオリア・ウォータージャパンKK とサンゴバンKK