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フランス人の演出家ジョリス・ラコストの作品を日本で発表できることを大変嬉しく思います。ジョリス・ラコストは2013年に、ニューヨークの『パフォーマ』、ブリュッセルの『クンステン・フェスティバル・デザール』、パリの『フェスティバル・ドートンヌ』などの名高いフェスティバルで、脚光を浴びました。プロジェクト「話し言葉の百科全書」に参加するアーティストとのコラボレーションのもと、アゴラ企画・こまばアゴラ劇場/青年団とのワークショップを経て、『コラール』(日本バージョン)を制作し、今年の国際舞台芸術ミーティング in 横浜にて本邦初上演いたします。

『コラール』©Ctibor B

国際舞台芸術ミーティング in 横浜とは、一般のお客様が舞台芸術に触れることのできる「フェスティバル」であり、アジアにおける舞台芸術の国際的なプロフェッショナルたちの出会いの場でもあります。2014年度は2月8日から16日にわたって、横浜の数多くの文化施設にてイベントが開催されます。

2010年以来、私どもはアンスティチュ・フランセ横浜と協力して、世界の舞台芸術の最新傾向を代表するようなアーティストたちを日本に紹介するためのプログラムを提供して参りました。

そしてこのたび、フランス人の演出家ジョリス・ラコストの作品を日本で発表できることを大変嬉しく思います。ジョリス・ラコストは2013年に、ニューヨークの『パフォーマ』、ブリュッセルの『クンステン・フェスティバル・デザール』、パリの『フェスティバル・ドートンヌ』などの名高いフェスティバルで、脚光を浴びました。プロジェクト「話し言葉の百科全書」に参加するアーティストとのコラボレーションのもと、アゴラ企画・こまばアゴラ劇場/青年団とのワークショップを経て、『コラール』(日本バージョン)を制作し、今年の国際舞台芸術ミーティング in 横浜にて本邦初上演いたします。KAAT神奈川芸術劇場の異なる場所で行われるこの短いパフォーマンスは、ユーモアとポエジーを交えつつ、話し言葉の多様な形式にオマージュを捧げています。驚きに満ちたパフォーマンスとなることでしょう。

皆様ぜひお越しくださいませ。

 

国際舞台芸術交流センター理事長/

TPAM in Yokohama ディレクター

丸岡ひろみ