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毎年3月20日は、フランス語圏諸国が主に加盟する国際フランコフォニー機構が定めた『国際フランコフォニーの日』です。この日は2億2千万人以上のフラ ンス語を話す人々が集まり、フランス語とフランコフォニーの連帯、多様性、対話、文化を祝福する祭典の日です。フランス語は、フランス語を話す人々すべて を結集する、ひとつの祭典、ひとつの家族なのです。

 

『ジョナタン』© Cosey – Éditions du Lombard 2013

 

3月を通してフランス文化ネットワークは、2つの異なる分野から特別に漫画家のコゼと作家のモネネンボ氏招聘し、フランコフォニーのお祭りを大々的に開催します。スイス人のバンド・デシネ(フランス語圏の漫画)作家のコゼは、自身の旅からインスピレーションを受けて発表したシリーズ『ジョナタン』で知られ、アングレーム国際漫画フェスティバルで大賞を受賞しています。ティエルノ・モネネンボは2008年、フランス語圏のギニア共和国出身の作家で、『カヘルの王』でルノドー賞を受賞しました。『Le terroriste noir(黒いテロリスト)』(日本未発表)では、ギニアのプル族で、フランスでレジスタンスの兵士として戦い、ドイツ人に銃殺された英雄の生涯を描いて、アマドゥ・クルマ賞とパラティン歴史小説大賞を受賞しました。   フランコフォニーのお祭りは、日本各地のアンスティチュ・フランセ日本の5都市、アリアンス・フランセーズの4支部でも開催され、ケベック、マリ、コンゴ、モロッコ、スイスなどのフランス語による多様な創作を日本で紹介する機会となります。ワーク・ショップ、フランス語体験、フランス語によるカラオケ・コンクール、フランス語圏の料理、コンサート、映画上映などがお祭りムードを高めます。

-コゼ  3月15日から22日まで、公式フランス文化ネットワークを巡回します。

-ティエルノ・モネネンボは、4月10日から17日まで、フランス文化ネットワークを巡回します。

- ロレット・ノベクールのワーク・ショップはアンスティチュ・フランセ東京(3月29日) 、アンスティチュ・フランセ九州(3月19日)にて開催されます。

 

フランス語・書籍・フランコフォニー部門主任
フランス大使館フランス語担当官
ジュリエット・サラベール

 

 

 

 

 

 

 

フランコフォニーのお祭りのプログラム

 

 

『聞かせてよ、愛の言葉を』…フランス語でホワイトデーを!

 

全国のアンスティチュ・フランセ日本とアリアンス・フランセーズの春学期の登録が始まりました!
フランス文化ネットワークは、皆様のご要望に耳を傾け、できる限りお応えしたいと考えています。
4月から、授業料の見直し、フランス語コンクール、新たな授業、また、プライベート・レッスンの開始など、よりいっそう皆様の必要にお応えできるよう、数々の新たな試みを揃えて皆さまをお待ちしております。

アンスティチュ・フランセ日本では、日本の何処にいてもフランス語を学んで頂けるよう、通信教育(郵便、またはe ラーニング)も開催しています。(詳しくはアンスティチュ・フランセ日本とアリアンスフランセーズのサイトをご覧下さい。)

 

フランス語は愛の言葉です。
人はロマンティックに生まれるのではありません。ロマンティックになるのです。
ホワイトデーに私たちのスタッフは、『フランス語で恋を!』キャンペーンを開催します。

この機会に、フランス語での誘いの言葉、甘い台詞を学んでみてください! フランス語が大好きという皆様との3つのランデブー

- 東京 『フランス語デアイ』 « T’as beaux yeux tu sais »
France-Tokyo協会との協力のもと、アンスティチュ・フランセ東京は、2人の教師による愛に纏わるフランス語の入門と、2人のフランスのDJセットによるパーティーを開催します。ぜひこの機会にフランス語に触れてお楽しみ下さい。

- 横浜 : 関内のバーでWhite Day
ホワイトデーという特別な1日に、アンスティチュ・フランセ横浜は教室を出て、横浜関内のバーで、フランス語に触れて頂く機会を設けます。飲みながら、フランス語を話すスタッフと共に « 愛»の言葉であるフランス語を始めてみて下さい。3月14日(金)には、気軽な雰囲気の中、新しい文化に触れて、楽しんでいって下さい。

- 札幌 : White Dayのフランスイベント
札幌では、戯れに恋はしません。札幌のBrown Books Cafeでは、ホワイトデーの1週間を通して、愛、文学をテーマにした催しが開催されます。