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 来る6月28日と29日、日仏文化協力90周年のハイライトとなる文化サミットが開催されます。30人の日本とフランスの知識人が集い、日仏関係の将来について議論します。

 

 二日間にわたって、政治家、企業経営者、学者や文化人が、地政学、社会人口学、経済、文化などの分野においてフランスと日本が直面している時代の変動について意見交換を行ない、日仏両国が採るべき対応策を提案します。

2013年6月に日本を公式訪問したオランド大統領と安倍首相は日仏関係を「特別なパートナーシップ」と評し、日本とフランスの二国間関係の新し い展望を拓きました。今年5月には安部首相がフランスを訪問しましたが、この文化サミットは、この一年の日仏関係の進展を省みる機会となります。

フランスと日本の外務省の後援、また、森美術館、国際交流基金、アンスティチュ・フランセ・パリ本部、アクサ生命保険株式会社、ベオリア・ウォー ター・ジャパン株式会社、サンゴバン株式会社、エア・リキード株式会社など、多くの企業・団体の支援を受け、日仏会館と、フランス大使館およびアンスティ チュ・フランセ日本が共催するこの討論会は、初日は恵比寿の日仏会館で行なわれ、二日目は六本木アカデミーヒルズで行なわれます。

日仏文化サミットの後は全国各地で討論会が繰り広げられます。福岡では労働市場における女性の地位(7月1日)、国際文化会館では2020年を見 据えた文化・スポーツ外交(7月1日)、同志社大学では経済成長と持続的発展と福祉(7月2日)、六本木アカデミーヒルズでは高齢化社会(7月3日)な ど、様々なテーマに関する討論会がいくつも開かれるほか、日仏会館でも講演会が引き続き行なわれます。

フランスと日本の知的対話を聞くまたとない機会です。お聞き逃しのないように!

 

ベルトラン・フォール
アンスティチュ・フランセ日本代表
フランス大使館文化参事官

 

 

 

 

 

 

 

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