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フランスは再び野蛮な行為の標的になりました。オランド大統領はパリで行われた卑劣なテロ行為を非難しました。全容がまだわからないながらも、状況はすさまじいものです。

ここに犠牲となられた方々のご遺族に対して、在日フランス人を代表して哀悼の意と連帯感を表します。

このような悲惨な状況の中で、本国の関係機関は総動員されただけでなく、断固たる態度を示しています。共和国大統領は「自らを守り、総力を結集し、再びテロリストに打ち勝つ国家としての力」を示そうと表明しました。

臨時閣議が招集され、緊急事態の発令と国境での検査実施等の特別な措置が、本国で取られる事になりました。

日本では在日フランス人コミュニティーの安全が確保されるよう、大使館と在京都フランス総領事館では、日本の関係当局と密接に連携を取っています。日本在住の同胞には、今まで以上の警戒を喚起します。

フランスにおける状況の進展によっては、大使館と在京都フランス総領事館を通じて、新たな警戒措置の必要性、および同胞や友人達に連帯感を表すための集会の開催等についてお知らせします。

 

ティエリー・ダナ
駐日フランス大使

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