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日仏討論会「地方創生のための社会イノベーション」

アンスティチュ・フランセ日本は、昨年11月、社会イノベーションが企業の成長のカギとなることをテーマに、福岡市、同スタートアップカフェ、九州大学ユヌス&椎木ソーシャルビジネス研究センターと共に初めての討論会を開催しました。今回もまた同じ枠組みで、ボルドー市を例に取りながら、収益性と地域の連帯を両立させ得る企業ガバナンスの新しいモデルを探求します。福岡市の姉妹都市のボルドー市では、社会起業家の士気を高め支援する革新的スキームが、地域経済の発展に十分に寄与するようになってるからです。

ボルドー市の副市長で、社会と地域の結束を担当するアレキサンドラ・シアリと、ATSI(アソシエーション・テリトワール・エ・イノヴァシヨン・ソシアル)のアナベル・タレ、ダーウィン共同創設者のジャン=マルク・ガンシルの三氏が、ボルドー市が提唱したきた制度と組織、企業家に関連するプランを紹介します。このプランは、地域の連帯に重きをおく社会経済の分野に於いて、エコシステム、中でも雇用を豊かに生み出し続けることが出来るその基盤を創出するためのものです。

これに対し、ムハマド・ユヌスと親交があり日本における社会起業推進のキーパーソン、岡田昌治九州大学国際法務室教授兼九州大学ユヌス&椎木ソーシャル・ビジネス研究センター・エグゼクティブ・ディレクターと、企業、地方公共団体の改革のために戦略的なコンサルティングを行っているデロイトトーマツベンチャーサポート株式会社の香月稔地区ディレクター、福岡県の僻地で教育支援の独自ネットワーク作りを行うコラボプラネットの西原申敏代表取締役の三氏が、日本における社会起業の現状と見通しについて語ります。

司会は株式会社ボーダレスジャパンの田口一成代表取締役社長が務め、討論会の後には質疑応答も行います。言語の壁を取り払い、全ての方が心置きなく討論会に参加できるようにするため、日本語・フランス語の同時通訳も付けてます。

開会の辞は貞苅厚仁福岡市副市長、ローラン・ピック駐日フランス大使が、閉会の辞は髙島収福岡市経済観光文化局長が述べます。

アンスティチュ・フランセ九州館長
ダヴィッド・テュルズ

  • 日時:2018年5月21日(月)18時30分~20時30分(開場:18時)
  • 会場:福岡市スタートアップカフェ(〒810-0041 福岡県福岡市中央区大名2丁目6-11 FUKUOKA Growth Next 1F Tel:080-3940-9455)
  • 入場無料/日本語⇔フランス語同時通訳付き
  • イベントページ:日仏討論会「地域創生のための社会イノベーション」
    ※座席に限りがあるため、上のイベントページからのオンライン登録をお勧めします
  • チラシをダウンロード
  • お問い合わせ:アンスティチュ・フランセ九州(Tel:092-712-0904)

共催:在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本、九州大学九州大学ユヌス&椎木ソーシャル・ビジネス研究センター
オフィシャル・パートナー:ヴェオリア・ジャパン株式会社福岡市スタートアップカフェ、九州フランスパートナーズクラブ
後援:福岡市