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debat180609panelistes
ダイバーシティは、フランスが大切にする価値の中核を成すものです。フランスの真剣な取り組みの表明として、私たちは日仏の市民社会における対話を定期的に開催しています。2016年に企業におけるLGBTの人々の受け入れについての討論会を開催し、2017年5月に明治大学との共催で、同性婚とトランスジェンダーの人々の位置について二つの討論会を催したのも、同じ理由からです。本年は、さらにこのテーマを深めるべく東京と札幌で北海道大学と国際基督教大学(ICU)との共催で「平和とダイバーシティ:大学における LGBTQ の人々の受け入れの促進」をテーマに討論会を行います。

東京での討論会は6月9日(土)14時から18時まで ICU で開かれます。フランスから、20年近い豊富な協会活動の経験を持ち、ダイバーシティを推進する協会である「もう一つの輪」のカトリーヌ・トリポン報道官と、フランス屈指のビジネススクールであるエセック経済商科大学院リーダーシップ・ダイバーシティ研究所の高木順子所長を招聘しています。

フランス人登壇者と対話するのは、明治大学の鈴木賢教授とダイバーシティのコンサルティング業務を行う(株)トロワクルールの増原裕子代表取締役です。司会はICUジェンダー研究所のアムール=マヤール・オリビエ副所長が務めます。

ICU の日比谷潤子学長が開会の言葉を述べ、ローラン・ピック駐日フランス大使が閉会の挨拶を致します。

ダイバーシティを創造の源泉とし、大学や学生にとって将来役立つようにするには? LGBTQ の人々がよりよく溶け込むために大学、教員、職員、学生が果たす役割とは? グッドプラクティスとして共有できる事例は? これらの問題を、2つのパネルディスカッションと会場からの質疑応答を通して考えます。

多くの皆さまのご出席をお待ちしております !

フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
書籍・グローバル討論会部門担当官
サラ・ヴァンディ