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日仏討論会「高齢者のための未来都市とは?」

日本とフランスは、人口高齢化が進行するリズムこそ微妙に異なるものの、高齢者に合わせた街づくりという共通の課題に直面しています。自立性を失いつつある高齢者の終の棲家をどう選択するかという問題はジレンマを孕んでいます:高齢者向け施設に任せるべきなのでしょうか、高齢者が往々にして希望するように、困難を抱えつつも現在の住居に留まるべきなのでしょうか?

この問題を日仏の視点から考えるため、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本は、日仏会館フランス国立日本研究所との共催で、7月11日18h00~20h30まで、日仏会館において「高齢者のための未来都市とは?」をテーマに討論会を開催します。

二名の専門家が、具体例を基に研究発表を行い、意見を交換します。フランスからは、景観地理学・社会学博士(リヨン第三大学)、高齢者友の街イノベーション研究センター所長で、2016年まで国連世界保健機関「年長者友の街」プログラムのフランス代表を務めたピエール=マリー・シャポンが登壇し、この問題を地理学的アプローチから考察します。
明治大学建築科教授で、「福祉先進都市・東京の実現に向けた地域包括ケアシステムの在り方検討会議」の副委員長を務めた園田眞理子が日本の現状と展望を紹介します。

この討論会は、ガバナンス、新しい技術と家族の役割についても考える機会となるでしょう。司会は、日仏会館フランス国立日本研究所研究員で、地理学、都市計画が専門のソフィー・ビュニックが務めます。

皆様のご来場を心よりお待ちしております!

在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
書籍・グローバル討論部門アタシェ
サラ・ヴァンディ

日仏討論会「高齢者のための未来都市とは?」

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開催概要

  • 2018年7月11日(水)18:00 – 20:30
  • 日仏会館ホール(〒150-0013東京都渋谷区恵比寿)
  • 日仏同時通訳付
  • 入場無料・要申込み
  • 共催: 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、日仏会館・フランス国立日本研究所
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