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デビュー作『ボージャングルを待ちながら』がベストセラーとなり、文学界を賑わせたフランス人作家、オリヴィエ・ブルドー。読書家から一躍スター作家となったブルドーが、邦訳が9 月に出版されたのを記念し来日することになりました。ニーナ・シモンの歌に導かれて紡がれた愛の物語を、自ら紹介します。

講演の後には、サイン会を行います。

司会 : アリエス・ローラ、京都外国語大学講師

1030日(月) 16:4018:10  @京都外国語大学9号館4階941教室

逐次通訳付 入場無料

共催:京都外国語大学

gaidai

『ボージャングルを待ちながら』

オリヴィエ・ブルドー(著) 金子ゆき子(翻訳)
出版社名     集英社
発売予定日     2017年9月26日

おかしくて、悲しくて、せつなくて。
デビュー作にして、フランスで50万部超えの大ベストセラー

「現実がありきたりだったり悲しかったりしたときは、面白い作り話を聞かせて」というママと、ママを毎日違う名前で呼ぶほら吹きパパ、小学校を自主引退したぼく、アネハヅルの“マドマワゼル・ツケタシ”。
ぼくら家族は、パーティ三昧の日々のてっぺんから、笑いながら、泣きながら、高く高く跳び上がり、そして、ひらりと着地する。まるで、ニーナ・シモンが歌う『ミスター・ボージャングル』みたいに。

35歳の新人作家による、このリリカルな寓話のような愛の物語は、フランスで発売されるやたちまち話題となり、文庫版も含め50万部を超える大ヒットとなった。世界29カ国で翻訳され、舞台化、映画化、漫画化(BD)が決まっている。

原題 “En attendant Bojangles”

【著者略歴】
オリヴィエ・ブルドー (Olivier Bourdeaut)
1980年フランス・ナント生まれ。大量の本を読んで青春時代をすごす。10年間、不動産関係の仕事についていたが失業。様々な職を転々としながら2年かけて「暗い小説」を書くも、どの出版社からも良い返事はもらえず、その後、スペインにいる両親の家に間借りして7週間で書き上げた「明るい小説」が本作。この作品の大ヒットで、久々に自分の家の鍵を手に入れたという。

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  • 2017-10-30 - 2017-10-30
  • 16:40 - 18:10
  • 入場無料
  • 京都外国語大学
    京都市右京区西院笠目町6 京都市右京区西院笠目町6