21 nutis avec Patie

パティーとの二十一夜
21 nuits avec Pattie

女性の中に芽生える欲望、しいては女性の生きる悦びが描かれた作品

2015年/フランス/フランス語/115分/デジタル上映
監督:アルノー&ジャン=マリー・ラリユー
出演:イザベル・カレ、カリン・ヴィアール、アンドレ・デュソリエ、セルジ・ロペス、ドゥニ・ラヴァン、マチルド・モニエ

盛夏。キャロリーヌは疎遠であった母が亡くなったと報せを受け、パリから南仏の小さな村に赴く。母が遺した家に着くと、管理人のパティーが出迎えてくれ た。ふたりで散歩に出かけるが母の話もそこそこに、パティーは自分の性生活を赤裸々に語りはじめ、奥手のキャロリーヌは唖然とするばかり。そんな不思議な 出会いのなか、母の遺体が消えてしまう…。森の中のミステリアスな事件というラリユー兄弟らしい設定に、欲望に臆病なキャロリーヌの心の揺れが絡み、エロスとタナトスへのおおらかな賛辞に満ちたラリユー兄弟の最新作。

★上映後、アルノー&ジャン=マリー・ラリユー監督によるティーチインあり。司会:廣瀬純氏(映画批評家)


アルノー&ジャン=マリー・ラリユー
兄のアルノー・ラリユー(1965年生まれ)と弟のジャン=マリー・ラリユー(1966年生まれ)は、フランス・ルルド出身の監督、脚本家。山の映像を16mmフィルムで撮影していた祖父の影響で幼い頃から映画に興味を持ち、数々の短編映画を製作。2003年、マチュー・アマルリック主演の「運命のつくりかた(Un homme, un vrai)」で、10年におよぶ男女の愛のうつろいを描き、注目される。ジャンルを超えた独創的なストーリーテリングで知られ、同じくアマルリック主演で2009年「Les derniers jours du monde」、2013年「愛の犯罪者(L’amour est un crime parfait)」を発表。

 

6月30日(土)17:30
会場:同志社大学寒梅館 ハーディーホール
料金:一般1300円、学生800円、Hardience会員/京都シネマ会員/クラブ・フランス会員800円
※同志社大学学生・教職員(同志社内諸学校含む)無料
※ティーチインは無料。ただし当日のチケット及び半券をお持ちの方のみ入場可

同志社大学今出川校地学生支援課
京都市上京区烏丸通上立売下ル御所八幡町103
Tel:075-251-3270
http://www.d-live.info/ [学生支援課公式HP]
アクセス:市営地下鉄「今出川駅」下車、2番出口より北へ60m程。
駐車場・駐輪場はございません。公共交通機関をご利用ください。

06
30
  • 2016-06-30 - 2016-06-30
  • 17:30 - 20:40
  • 一般1300円、学生800円、Hardience会員/京都シネマ会員/クラブ・フランス会員800円
  • 075-251-3270
  • 同志社大学寒梅館 ハーディーホール
    上京区烏丸通上立売下ル御所八幡町103 京都市

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