ダヴィッド・ボスクは小説家でありエッセイスト。スタンダール助成金を得て、日本に一ヶ月間滞在しています。彼が愛し賞賛する作家や作品を紹介し、
また彼の小説『澄んだ泉(仮)』の抜粋を朗読しながら、絵画をめぐって書くことについて話します。
この作品は画家クールベの最晩年の4年間を物語るものです。入場無料 逐次通訳付
ダヴイッド・ボスク
1973年カルカソンヌ生まれ。
ています。他に翻訳も手がけています(ジョナサン・
ノ・カンパーナの詩集)。
彼の小説『澄んだ泉(仮)』は、ゴンクール賞、十二月文学賞、
ボー賞、ジャン・ジオノ大賞に選出されました。
賞し、2014年にはチード・
に飛び乗る(仮)』は2016年にミシェル・
『澄んだ泉(仮)』
1873年7月22日、国境を越えたばかりのこの男は、
いて何も知らない。不吉な前兆に死に、脅しに死に、
日前にセックスをしようとしていた。
スイスに亡命中のギュスターヴ・
絵を描き、結婚式を挙げ、川や湖で沐浴をした。
の自由、水や谷間、
かりである。
絵を描くとき、クールベは自分の顔を、目を、唇を、鼻を、
める。そこで分別を失う危険を冒しても。目がくらみ、
離されてしまう危険を冒しても。
レマン湖のほとりのラ=トゥール=ド=
があるのか? この4年間を専門家は通常、2つの苦難の時期に分ける。
ろくな作品を描かなかった時期と、痛飲に明け暮れた時期である。
パリ・コミューンの炎のさなかに感得されたその秘密とは、
つ伝染性の歓喜である。
この作品は2014年にスイス7大文学賞の一つを受賞。
びチード・モニエ賞を受賞している。
第11回「読書の秋」に招聘する作者の原作を アンスティチュ・フランセ日本のデジタル図書館 Culturethèque でぜひご覧ください。 アンスティチュ・フランセ、アリアンス・フランセーズ、日仏会館 のメンバーおよびメディアテーク会員の方は、無料でご利用になれ ます。
http://www.culturetheque.com/ EXPLOITATION/jpn/feuilles- dautomne-2018.aspx?_lg=ja-JP
- 2018-10-27 - 2018-10-27
- 16:00 - 17:30
-
アンスティチュ・フランセ関西ー大阪
天神橋2-2-11 阪急産業南森町ビル9階 大阪市北区
<<