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11月11日(金)18:00~19:30

フランスの文学賞「高校生が選ぶルノドー賞」を受賞した『リュシル-闇のかなたに』の著者デルフィーヌ・ドゥ・ヴィガンと翻訳者山口羊子氏を迎えて、西南学院大学で講演・意見交換会を行います。

子供時代、高級ファッションブランドのモデルとして国民的なスターだった母が、成人して狂気に襲われる。どうして母は自殺したのか? その謎を追い求め、一族の光と闇を非情なまでに描き、フランスを騒然とさせた問題作で、2011年の発売以来、フランス国内で80万部を売り上げている。

 

対談相手は、『リュシル』の訳者、山口羊子氏。

進行役と通訳は、西南学院大学和田光昌教授。

会場:西南学院百周年館(松緑館)※ 例年の西南コミュニティーセンターではありませんので、ご注意ください!

地図はこちら↓

http://www.seinan-gu.ac.jp/campusmap.html

 

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Rien ne s’oppose à la nuit
© JC LATTES

 

『リュシル-闇のかなたに』

【フナック小説賞】【高校生が選ぶルノドー賞】

【フランステレビジョン小説賞】【エル女性読者小説大賞】

いずれも2011年に受賞。

 

どうして母は自殺したのか?娘である著者はその謎を追い求める。子ども時代、高級ファッションブランドのモデルとして国民的なスターだった母が、成人して狂気に襲われる。どうして母は精神に異常をきたしたのかという疑問、同じ病に自分も襲われるかもしれないという不安が、その錯乱を目の当たりにした作者につねにつきまとう。母の生きた軌跡をたどると、次々と闇の部分が明らかになっていく。母の生きた軌跡を描ききることで、著者の魂は救われるのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

作家紹介
デルフィーヌ・ドゥ・ヴィガン Delphine de Vigan
小説『ノーと私』により2008年フランス本屋大賞を受賞。この作品はザブー・ブライトマン監督により映画化された。その後、『Les heures souterraines』『リュシル』を上梓。
いずれも世界各国で翻訳出版された。2014年、封切りとなった映画『A coup sûr』により映画監督デビュー。1966年パリ生まれ。

 

11月12日(土)14:00~15:00

対談の翌日、アンスティチュ・フランセ九州メディアテークにて交流・サイン会を行います。

 

 

主催:アンスティチュ・フランセ九州

共催:西南学院大学

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  • 2016-11-11 - 2016-11-12
  • 00:00
  • 入場無料・要予約・日本語通訳付き
  • お問い合わせ・ご予約:アンスティチュ・フランセ九州(Tel : 092-712-0904)
  • 西南学院百年館(松緑館)
    早良区西新6-2-92 福岡市

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