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アンヌ・クシラダキス「カフェ・エフェメール」
会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)

フランス人デザイナー、アンヌ・クシラダキスは、現在、京都ヴィラ九条山にてレジデンス制作を行っています。滞在中に行うプロジェクトは、伝統的な和菓子のための、調理の身振りと盛り付けの身振りをずらせたりあるいは近づけたりさせるような、新しいカテゴリーのテーブルオブジェを開発することです。つまり、食卓の上に並べることのできる調理器具を考案したり、これとは逆に、調理器具としても使える盛り付け用の道具を考えることです。クシラダキスのプロジェクトは、日本人パティシエとのコラボレーションのもと、職人との交流を重ね、経験や観察を通して進められています。
このプロジェクトの一環である『カフェ・エフェメール』は、アンヌ・クシラダキスとwagashi asobiとのコラボレーションによる喫茶会形式のイベントです。和菓子と器と、櫻井焙茶研究所のお茶を楽しみながら、アーティストによる解説や自由な対話をとおして、器やデザインや美についての理解を深めます。

 

日時:2016年12月7日(水)11:00/12:30/14:00(全ての回は定員に達しました)
(全3回・各回45分)

場所:スパイラルガーデン(スパイラル1F)
言語:フランス語(日本語逐次通訳あり)
参加費(当日払い):一般1,500円、アンスティチュ・フランセ会員1,000円
※各回定員8名・要申し込み
※各回15分前より受付開始

事前申し込み(メールでお申し込みください):tokyo.artistique[at]institutfrancais.jp
(当日は定員に達していない場合にかぎり、会場でお申し込みを承ります。)

お問い合わせ:アンスティチュ・フランセ東京 03-5206-2500

協力:株式会社ワコール、wagashi asobi、櫻井焙茶研究所、ヴィラ九条山

 

「カフェ・エフェメール」はヴィラ九条山滞在時に進められたプロジェクトです。
ヴィラ九条山はアンスティチュ・フランセ日本の5つの支部の1つ で、ベタンクール・シューラー財団とアンスティチュ・フランセの支援を受けています。

 

アンヌ・クシラダキス Anne Xiradakis
デザイナー。1998年、ボルドー高等美術教育学院を卒業。2004年、パリの三ツ星レストラン「ギイ・サヴォワ」のために、製陶会社 ベルナドー社の協力を得て初のテーブルアート・コレクションを製作。その後、何人かのシェフや工芸家と協力して、テーブルウェアのコレクションを開発しています。2006年以降は 、喫茶(「エフェメラル・カフェ」)や夕食会の形で一過性のイベントを開催し、イナキ・エズピタルト、ジャック・ドゥコレ、フレデリック・ラロスといったシェフや、フィリップ・ゴドリージュといったアーティストとの芸術的コラボレーションを行いました。パリのカモンド学院とリモージュ国立高等芸術学院でデザインを教えています。
http://annexiradakis.com/

wagashi asobi
「一瞬一粒(ひとつひとつ)に想いを込めてつくる。」を理念として活動する3人の和菓子職人。
東京都大田区上池台のアトリエを拠点に、首都圏を中心に国内だけでなく NYの展覧会参加やParisで茶会を開催するなど海外にも活動の「和」を広げています。
http://wagashi-asobi.com/

櫻井焙茶研究所
新しいお茶のかたちを創造するべく、和食料理店「八雲茶寮」、和菓子店「HIGASHIYA」のマネージャーを経て、2014年に独立した櫻井真也氏によって開設。お茶と食事のマリアージュ、お茶とお酒の融合など、お茶についてさまざまなメニューの企画・提案を行うほか、各地にて呈茶やセミナーを行っています。
http://www.sakurai-tea.jp/

 

 

「カフェ・エフェメール」は、展覧会「images of Beauty – さまざまな美しさのかたち-」の関連イベントとして開催されます。

会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)
会期:2016年12月2日(金)~12月11日(日)
時間:11:00~20:00
入場無料
www.spiral.co.jp/beauty2016

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  • 2016-12-07 - 2016-12-07
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