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パトリック・トレセ『ポールという名のロボット(Etude Humaine #1, RNP-J.a)』
会期:2月10日(金)〜3月19日(日)
会場:アンスティチュ・フランセ東京|ホール

 

『ポールという名のロボット(Etude Humaine #1, RNP-J.a)』は、絵を描くロボットと観客とのインタラクションを通して人間の行動を探究する演劇的なインスタレーションです。学習机に設置されたロボットアームが黒いボールペンを握っています。木の棒に取り付けられたカメラが椅子に座っている観客を捉え、まるで人物デッサンの授業のように、ロボットアームが生きた人間をモデルとしてデッサンを描き始めます。この装置は観客を二律背反的な立場に置きます。つまり、制作中の芸術作品の主体でありながら、不可解な働きをするロボットの研究対象でもあるからです。描き上げられた肖像画は、12,000枚にものぼる記念碑的インスタレーション作品『Collection』のひとつに加わります。

予約について
デッサンのモデルとして参加するためには予約が必要です。
1回の所要時間は約30分です。
こちらのカレンダーから予約をしてください。
ロボットが描いたあなたのポートレートのスキャンを、後日メールでお送りいたします。原画を購入することも可能です。
(料金:10,000円。受付にお申しつけください。)
予約の時間を5分過ぎてもお見えにならない場合は、予約が取り消される場合がありますのでご了承ください。
インスタレーション自体は、予約なしでいつでもご覧いただけます。(アンスティチュ・フランセ東京の開館時間内)

 

パトリック・トレセ  Patrick Tresset
ロボットを俳優のように演出した演劇的インスタレーション作品を開発・発表している。コンピューター・システムを使ったトレセのインスタレーション作品は、ロボットの動きの中に、芸術的で表現力に富んだ、妄想的ともいえるような要素を取り入れる。このシステムは人間の行動についての研究に根ざしている。これまでに、プラダ財団(ミラノ)、ポンピドゥーセンター(パリ)、テート・モダン(ロンドン)等で作品を発表している。
http://patricktresset.com

 

 

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  • 2017-02-10 - 2017-03-19
  • 入場無料(要予約) ※予約方法は後日こちらのページで発表いたします。
  • 03-5206-2500
  • アンスティチュ・フランセ東京
    〒 162-0826
    15 新宿区市谷船河原町 東京都

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