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(フランス=オーストリア/2006年/105分/カラー/デジタル/英語字幕付)
監督:ミア・ハンセン=ラヴ
出演:ポール・ブラン、コンスタンス・ルソー、マリークリスティーヌ・フリードリッヒ

 

ウィーンで妻のアネットと幼い娘パメラと暮らすヴィクトールは、仕事もせず、自堕落な生活を送っていた。アネットは、パリに戻りさえすればヴィクトールがまともになると信じたが、状況は変わらず、彼は愛人の家に転がり込んでしまう。ついにアネットはヴィクトールと別れ、彼の前から姿を消す。それから11年後。17歳になったパメラは、パリで母と暮らしている。ある日、同じ街に父が暮らしていることを知り、会いに行くことを決意する…。ミア・ハンセン=ラヴが、自伝的要素をもとに25歳の若さで撮った長編処女作。その年の最も優れた新人に送られるルイ・デリュック賞を受賞。ギヨーム・ブラックの『女っ気なし』(2011年)、そして黒沢清のフランス製作作品『ダゲレオタイプの女』(2016年)に出演しているコンスタンス・ルソーがフレッシュな魅力を放っている。

「歩き、話し、語り合い、囁き、ジグザグと歩くその方法において、『すべてが許される』は掴みどころのない巨匠たち、つまりベルイマンやガレルに、気取ることなく、さりげなくオマージュを捧げている。」フィリップ・アズーリ「リベラシオン」

 

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  • 2017-04-09 - 2017-04-09
  • 11:20
  • 開場:20分前
  • 一般:1200円 学生:800円 会員:500円
  • アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
  • アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
    〒 162-8415
    市谷船河原町15 新宿区 東京都

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