Antigone

写真:田村尚子


第71回アヴィニョン演劇祭オープニング招待作品
宮城聰 演出
『アンティゴネ 時を超える送り火』

 

【日時】 5/4(木・祝)18:30、5/5(金・祝)18:30、5/6(土)18:30、5/7(日)18:30
【会場】 駿府城公園 紅葉山庭園前広場 特設会場(全席自由)

http://festival-shizuoka.jp/program/antigone/

上演時間:未定(120分以内)
日本語上演/英語字幕

古代の悲劇。それは「悲しい劇」ではなく、「人はなぜか必ず死ぬ」という決定的な理不尽を突きつけてくる劇だと言っていいでしょう。あくせく生きる中で、私たちはいつの間にか死と誕生への畏怖を忘れ、「死ぬ存在」としての人間のいとおしさを忘れてゆきます。しかしギリシア悲劇は、この種の鈍感がしまいにはその人を破滅させてしまうのだと喝破し、教訓としてではなく、それを「祭り」として私たちに体験させてくれるのです。
大空のもと、二千五百年を生きつづけてきた奇跡のせりふを聞き、俳優たちの織りなす音楽に身をゆだねながら命の炎のいとおしさを目の当たりにするとき、閉ざされていた私たちの身体の感覚が奥底から呼び覚まされ、“悲劇こそ生命の賛歌にほかならない”と実感することになるでしょう。

構成・演出:宮城聰
作:ソポクレス
訳:柳沼重剛
音楽:棚川寛子
空間構成:木津潤平
衣裳デザイン:高橋佳代
照明デザイン:大迫浩二
ヘアメイク:梶田キョウコ

出演:SPAC/美加理、本多麻紀、赤松直美、阿部一徳、石井萠水、泉陽二、大内米治、大高浩一、加藤幸夫、貴島豪、榊原有美、桜内結う、佐藤ゆず、鈴木真理子、大道無門優也、武石守正、舘野百代、寺内亜矢子、永井健二、布施安寿香、牧山祐大、三島景太、宮城嶋遥加、森山冬子、山本実幸、吉植荘一郎、吉見亮、若菜大輔、渡辺敬彦

製作:SPAC-静岡県舞台芸術センター

【料金】 一般大人:4100円/学割:2000円/その他各種割引あり。
詳細はSPACのサイト、またはSPACチケットセンター(TEL. 054-202-3399/10:00-18:00)まで。

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  • 2017-05-04 - 2017-05-07
  • 一般大人:4100円/学割:2000円/その他各種割引あり
  • 054-202-3399(SPACチケットセンター/10:00-18:00)
  • 駿府城公園
    〒 420-0855
    葵区駿府城公園1 静岡市

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