Radix RHIZOMAT2 w_medium_futureisnotunwritten

    ドイツのメディアアート展:
Xenorama、モナ・エル=ガマル、スザンネ・シュタインマッスル
会期:2月13日~25日
共催:会場:ゲーテ・インスティトゥート東京
入場無料

 

デジタル・ショックの一環で、ゲーテ・インスティトゥート東京と協働し、ドイツから3組のアーティストを招聘し、ドイツの活発なメディアアート・シーンの現況を伝えるグループ展を開催します。

 

Xenorama『Radix』
木の根のオブジェに光と音が投影された作品。そのオブジェの自然の形態が、プロジェクションマッピングによって、ある時はテクニカルでかつ幻想的な形に変容する。

Xenoram
オーディオ・ビジュアル技術を駆使するマルチメディア・アーティスト集団。マジカルでユニークな空間創造やイマーシヴ(没入的)な体験を提供することを目指して、様々な分野のアーティストが集まり、光、音とそのインタラクティブな効果を用い作品を制作している。2014年以降、国内外で様々な賞を受賞しており、作品が世界各地で展示されている。ドイツ・ポツダムのスタジオを拠点とする。
http://xenorama.com/

 

モナ・エル=ガマル『ライゾマットVR』
独仏テレビ局ARTEとベルリン芸術祭のプログラム「Immersion」が協力して行った大型プロジェクト。INVR.SPACEと共同制作した映像で、演劇と新しいテクノロジーの間の芸術的可能性を探る。この新しいメディアを批判・考察する映像は、ヴァーチャル・リアリティの芸術メディアとしての道を切り開いている。

2006年よりナラティブなスペースをテーマにしているアーティスト、モナ・エル・ガマル(Monael Gammal)は、観客をストーリーの登場人物に組み込んでしまうパラレル·ワールドをチームで生みだす。SIGNAの舞台美術、衣装デザイン、パフォーマーとして、ベルリン·フォルクスビューネやハンブルクのドイツ劇場やコペンハーゲンなどでジャンルを越えた活動を展開している。
http://www.monaelgammal.de/

 

スザンネ・シュタインマッスル『The future is not unwritten』
人工知能とトランスヒューマニズムについての映像である。自動的な符号学習を使うことで展開しつづけるこの作品は、終りの定まっていない物語とみることもできる。作品に登場するアバターの女性は人々にヒューマニティと人類の未来について問いかける。

スザンネ・シュタインマッスル(Susanne Steinmassl)
ビデオを始めとした様々なジャンルのアートを扱うドイツ人アーティスト。ミュンヘン大学でドイツ文学、政治、哲学、芸術とマルチメディアを学んだのち、短編映画やビデオ作品、実験的ドキュメンタリーなどを監督・制作する。グラフィカルで独特のスタイルを持つシュタインマッスルの作品には、人物とその人物を取り囲む環境が反映されている。
http://susannesteinmassl.de/

 

 

02
13
02
25
  • 2018-02-13 - 2018-02-25
  • 03-3584-3201(ゲーテ・インスティトゥート東京/東京ドイツ文化センター)
  • ゲーテ・インスティトゥート/東京ドイツ文化センター
    〒 107-0052
    港区赤坂7-5-56 東京都

<< 第7回「デジタル・ショック」−スペースシップ・アース(宇宙船地球号)−