フランコフォニーのお祭り：カトリーヌ・バイ＜ブランシュ・ネージュ＞プロジェクト – 東京

©Herve Veronese

カトリーヌ・バイ
『ブランシュ・ネージュ』プロジェクト – 東京

カトリーヌ・バイは映像、ダンス、パフォーマンス、芸術の異分野にまたがり活動するフランス人アーティスト。2002年から始まった『ブランシュ・ネージュ』プロジェクトは、よく知られる物語の主人公である白雪姫のキャラクターを用い、芸術的な市場介入、ビデオおよびパフォーマンスを通し、ウォルト・ディズニー以来絶えず幾度となく採り上げられ、どの時代にも消費される製品になった象徴的なアイドルを多種多様な文化と対決させています。

これまでに、パリ、ベルリン、ローマ、モスクワ、ローザンヌ、ニューヨーク、そしてレユニオン島と旅を続け、ウィルスのように、目撃者のように、あるいは我々の時代の鏡のように増殖を続け、すでに100余の白雪姫たちのネットワークが世界中に誕生しました。世界を旅してきたブランシュ・ネージュが日本に上陸。この時ここでしか起こり得ない一期一会のパフォーマンスをアンスティチュ・フランセ東京にてご覧いただけます。

●来日アーティスト

カトリーヌ・バイ（振付家・演出家）

フランスのジャック･ルコック国際演劇学校などで演劇、フィリップ・ドゥクフレらにダンスを学んだ後、演出家、振付家として活動。舞台芸術界のみならず造形美術家、建築家など、異分野にまたがるアーティストとのコラボレーションで創作活動を行う。また、プールやナイトクラブ、工場跡地など、多様な空間においてユニークなパフォーマンスを実践。近年は、身体表現における特有のルール、身体コードを探究し、2002年より『ブランシュ・ネージュ』プロジェクトを始動。パリを拠点に、世界各国で彼女の想像世界を展開している。
『ブランシュ・ネージュ』プロジェクト公式ページ