(2008年/108分/デジタル/モノクロ/日本語字幕付)
出演:ルイ・ガレル、ローラ・スメット、クレマンティーヌ・ポワダツ

 

パリ。若い写真家フランソワと人妻で女優のキャロルは激しい恋に落ちるが、すぐに関係は終わりを迎える。その後、キャロルは狂気にとらわれ、自ら命を絶ってしまう。1年後、フランソワは新しい恋人と幸せな日々を過ごしていたが、 突然キャロルの姿が見えるようになり……。モノクロがあまりにも美しい本作は、名キャメラマン ウィリアム・ルプシャンスキーの遺作となる。
「(…)この作品はしっかりと信じている。映画がときに死ぬことを妨げ、より大きな時間の広がりを与えることができることを。そこでは現在と永遠が混ざり合っている。夜明け(原題は『暁のはざまで』)、それは決してそれでしかない、つまり現在形で演じるひとりの女優である。それはかつてあった物語の、より遠いところで生まれた登場人物である(『孤高』)。しかしこの別の物語は、私たちの女優は知ることはない。幸運なことに、それを知らずに、ローラ・スメットは永遠がすべての希望を完結させることを知りながら演じている。」フィリップ・アズーリ

 

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  • 2014-10-18 - 2014-10-18
  • 13:00
  • 開場:20分前
  • 一般:1200円 学生:800円 会員:500円
  • アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
  • アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
    〒 162-8415
    15 新宿区市谷船河原町 東京都

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