(1974年/80分/35ミリ/モノクロ/日本語字幕付)
出演:ジーン・セバーグ、ニコ、ティナ・オーモン
ニコとジーン・セバーグ。音のないスクリーンの中で、ジーン・セバーグが、ニコが、話し、笑い、泣き、怒り、抱擁し、そして見つめ返す。カメラはただひたすらガレルが愛した二人の女性を見つめ続ける……。
「僕はジーンと、自分の部屋や彼女の家、あるいはカフェで待ち合わせた。窓から中庭に落ちていく雪を見ていた。僕はジーンと映画を作った。彼女の顔を撮った。時々、ジーンは泣いていた。僕はキャメラの後ろにいた。ジーンはアクターズ・スタジオの女優で、心理劇を即興で演じていた。僕は撮影している状況を明かさないまま、ただ彼女の顔だけを撮り、そのポートレートを撮り終えると、ジーンに最初の編集を見てもらった。ジーンはとても気に入ってくれた。ジーンはたくさんの映画に出ていたが、完全に彼女のために撮られた映画に喜びを感じていた。この映画には、彼女の魂、とても美しい魂を見ることができた。」フィリップ・ガレル
※上映後、樋口泰人によるレクチャーあり。
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- 2014-10-18 - 2014-10-18
- 18:00
- 開場:20分前
- 一般:1200円 学生:800円 会員:500円
- アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
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