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フランスには幻想怪奇映画というジャンルは存在しているでしょうか?存在しているとしたら、それはいつから始まり、どのように開拓されてきたのでしょう。メリエスからジョルジュ・フランジュ、コクトー、リヴェット、クレール・ドゥニ…。黒沢清が初めてフランスで撮り上げた『ダゲレオタイプの女』の公開を記念し、黒沢監督自らセレクトした作品をはじめ、幻想的、怪奇的なテーマをもつフランス映画を特集します。
本企画は第29回東京国際映画祭提携企画です。

 

フランス幻想怪奇映画特集

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ゲスト:黒沢清、クリス・フジワラ、ステファン・デュ・メスニルド、ベルトラン・マンディコ、ケント・ジョーンズ、篠崎誠、松井宏

 

「フランス映画には、イギリス映画やイタリア映画にあるような明快なホラーのジャンルが、これまで一度も確立していない。しかしそれはフランスにそのような種類の映画がないということではない。実際には、各方面の様々な監督たちが、ふとしたタイミングで、ひょいとそういう映画を撮っている。そして、その数は案外多いのである。しかも下手にジャンル化されていない分、流行や商業主義に左右されず、フランス映画のあらゆる時代にまんべんなくその手の作品が点在しているように思う。しかし ジャンルに縛られない“その手”とは何だろう…。ここに集められた作品群は、映画史の中でまだほとんど体系づけられたことのない未知の鉱脈なのだ」 黒沢清

 

 

『ダゲレオタイプの女』は、10月15日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国公開!

 

 

 

併せて、『ヒッチコック/トリュフォー』12月10日(土)より新宿シネマカリテ、12月17日よりシネマジャック&ベティ ほか全国順次公開 配給:ロングライド)の公開記念し、ヒッチコックからはじまる映画史を開催します。

 

 

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  • 2016-09-24 - 2016-10-28
  • 開場:20分前
  • 一般:1200円 学生:800円 会員:500円
  • アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
  • チケット販売時間:上映当日各回の1時間前から上映開始20分後まで。チケット販売時間内には、当日すべての回のチケットをご購入いただけます。全席自由。整理番号順での入場とさせていただきます。また、上映開始20分後以降の入場は、他のお客さまへの迷惑となりますので、固くお断りいたします。
  • アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
    〒 162-8415
    新宿区市谷船河原町15 東京都


フランス幻想怪奇映画特集 ~『ダゲレオタイプの女』公開記念~

2016-09-24 『美女と野獣』
2016-09-24 『世にも怪奇な物語』
2016-09-25 『世にも怪奇な物語』
2016-09-25 『美女と野獣』
2016-09-25 『まぼろし』
2016-10-07 『ガーゴイル』
2016-10-08 『まぼろし』
2016-10-08 『悪魔のような女』
2016-10-08 『偉大なるメリエス』、『パリ廃兵院』、『恋ざんげ』
2016-10-09 『チューブ博士の狂気』、『アッシャー家の末裔』
2016-10-09 『悪魔のような女』
2016-10-14 『偉大なるメリエス』、『パリ廃兵院』、『恋ざんげ』
2016-10-14 『顔のない眼』 ※上映後、黒沢清監督によるティーチ・インあり(司会:クリス・フジワラ)
2016-10-15 『悪魔の呪い/悪魔の夜』
2016-10-15 『チューブ博士の狂気』、『アッシャー家の末裔』
2016-10-15 『嵐が丘』
2016-10-16 『嵐が丘』
2016-10-16 『顔のない眼』
2016-10-16 『ホルモン』
2016-10-26 講演会:ステファン・デュ・メスニルドによる「フランス幻想映画史」
2016-10-26 『ホルモン』※上映後、ベルトラン・マンディコ監督によるティーチ・インあり(司会:ステファン・デュ・メスニルド)
2016-10-28 『黒衣の花嫁』 
2016-10-28 『マーニー』※上映後、ケント・ジョーンズ監督と篠崎誠監督による対談あり(司会:松井宏)