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第70回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞!
素晴らしかった‼︎最初から最後まで心を打たれた。——ペドロ・アルモドバル監督

◆アトランタ映画批評家協会賞 外国語映画賞受賞
◆サンフランシスコ映画批評家協会賞 外国語映画賞受賞
◆ロサンゼルス映画批評家協会賞 外国語映画賞受賞
◆ニューヨーク映画批評家協会賞 外国語映画賞受賞など、
映画賞外国映画賞を続々受賞!本年度アカデミー賞大本命!!

【作品情報】
第61回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した『パリ20区、僕たちのクラス』の脚本・編集を担当し、監督作『イースタン・ボーイズ』では第70回ヴェネチア国際映画祭 オリゾンティ部門の最高賞を受賞したロバン・カンピヨ監督の長編第3作。舞台は1990年代初めのパリ。エイズの治療はまだ発展途上で、誤った知識や偏見をもたれていた。「ACT UP Paris」のメンバーたちは、新薬の研究成果を出し渋る製薬会社への襲撃や高校の教室に侵入し、コンドームの使用を訴えたり、ゲイ・プライド・パレードへ参加するなどの活動を通し、エイズ患者やHIV感染者への差別や不当な扱いに対して抗議活動を行っていた。行動派のメンバーであるショーンは、HIV陰性だが活動に参加し始めたナタンと恋に落ちる。しかし、徐々にショーンはエイズの症状が顕在化し、次第にACT UPのリーダー・チボーやメンバーたちに対して批判的な態度を取り始めていく。そんなショーンをナタンは献身的に介護するが…。 生と死、理想と現実の狭間で揺れ動きながらも、強く生きる若者たちの生き生きとした表情や行動、濃厚で鮮烈な彼らの人生に、観る者の鼓動は高鳴り、激しく心を揺さぶられる。

 

*ACT UPとは?➡
正式名称:the AIDS Coalition to Unleash Power =力を解き放つためのエイズ連合
アクトアップ・ニューヨークは1987年3月にニューヨークで発足したエイズ・アクティビストの団体。
エイズ政策に感染者の声を反映させることに力を入れ、差別や不当な扱いに抗議して、政府、製薬会社などに対しデモなどの直接行動に訴えることもしばしばある。現在は全米各地やフランス、インド、ネパールなどにもアクトアップが作られている。
*BPMとは ➡心拍数を表す単位。
*ロバン・カンピヨ監督 授賞式のスピーチ➡ 「この作品は決して一人では成し遂げられませんでした。役者、スタッフの皆さん、プロデューサー、サポーターをしてくださった方々のおかげです。この映画は、知的で力強く、物語としても、グループとしても冒険でしたが、みんなと一緒だからこそできたことです。そしてこの映画祭は、私にとって力強い感情を与えてくれました。この作品は、エイズで亡くなられた方へのオマージュであるとともに、頑張って生きている方々を勇気づけるものでもあります。勇気を持って闘い続けてている人、当時命を懸けて(ACT UP)の活動を行った人を想い、この作品を作りました。本当にありがとうございました。」
脚本・監督:ロバン・カンピヨ(『パリ20区、僕たちのクラス』脚本・編集)、『イースタン・ボーイズ』監督)
出演:ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート、アルノー・ヴァロワ、アデル・エネル © Céline Nieszawer
2017年/フランス/フランス語/カラー/シネマスコープ/5.1ch/143分
映倫区分:R15+ 原題:120 battements par minute/英題:BPM (Beats Per Minute)

 

 

3/24(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ユーロスペース他にて全国ロードショー

 

 

※上映後に大寺眞輔によるトークあり。

 

 

 

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  • 2018-02-28 - 2018-02-28
  • 18:30
  • 開場:30分前
  • アンスティチュ・フランセ東京の会員、あるいは映画のポイントカードをお持ちの方対象。入場無料。先着順。
  • アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
  • アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
    〒 162-8415
    市谷船河原町15 新宿区 東京都

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