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世界初の女性監督誕生アリス・ギィ傑作集

1873年生まれたアリス・ギィは22歳で映画製作に身を投じ、映画創世記に世界初の女性監督となる。アリスはまず写真会社ゴーモン社の社長レオン・ゴーモンの秘書として働いていたが、リュミエール兄弟により映画が誕生し、1896年に会社の映画事業拡大のため、短編映画の製作に抜てき。その後も同社でいくつかの作品を監督し、短編映画『キャベツ畑の妖精』などの監督作が成功を収め、同社の映画製作責任者に就任。監督、プロデュース、脚本などを務めた。アリスは生涯20年以上映画製作に携わり、関わった作品はおよそ1,000本以上にのぼるともいわれている。

上映作品:

急流の釣り人(1897年/52)

キャベツ畑の妖精(1900年/1’00’’)

第一級の産婆(1902 / 3’30”)

キリストの生涯(1906年/37’07’’)

フェミニズムの結果(1907年/7’00’’)

他21本、計75分

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『混血児ダイナ』

(1931年/48分/モノクロ/デジタル)

監督:ジャン・グレミヨン

出演:シャルル・ヴァネル、ハビブ・ベングリア、ローランス・クラヴィウス、ガストン・デュボス

夫に同行して豪華客船で旅をしている混血児ダイナは、悩ましいまでにエキゾチックな魅力を漂わせている。ある日、ダイナは姿を消してしまう…。「父帰らず」(’30)に続くジャン・グレミヨンのトーキー第2作で、グレミヨン作品の中でも最もミステリアスな作品の一本。

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  • 2018-07-13 - 2018-07-13
  • 16:00
  • 開場:15分前
  • 一般:1200円 学生/ジャック&ベティ会員:800円 会員:500円
  • アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
  • チケット販売時間:上映当日各回の30分前から上映開始10分後まで。チケット販売時間内には、当日すべての回のチケットをご購入いただけます。全席自由。整理番号順での入場とさせていただきます。また、上映開始10分後以降の入場は、他のお客さまへの迷惑となりますので、固くお断りいたします。
  • アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
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