シェフ ニ-ル・ズーク

イスラエルの熟練シェフ、フード・コラムニスト。料理本の出版や料理番組の司会もこなす。

幼くしてすでに実家のあるイスラエル南部の村の様々なキッチンで調理を始めるなど、料理との関わりは早い。16歳でテルアビブに移り、ほどなくイタリア料理の名店で厨房の副責任者に。2年後ヘルツェリア(テルアビブ市北部の街)の店「Al Hamaim」に移り、シーフードと魚料理への情熱が開花する。

さらなる研鑽を積むためにサンフランシスコとパリへ。魚料理で有名なミシュラン二つ星店「La Dybelyak」で修業、有名菓子職人ジェラール・ミュロとの仕事も経験した。

帰国後はテルアビブ市南部の港町ジャッファに移り、庶民のための食堂の開店を決意。この店には4つの印象的なテーブルがあり、パリの修業時代に培われた実力を存分に発揮する魅力的な料理が供された。そしてついに1999年、より大きな店『コルデリア』を開店。2年後にはフランス料理界の伝統にのっとり『コルデリア』の隣に『ノア』という名のビストロをオープンした。

ジャッファ旧市街の路地に美食の一角を築く傍ら、テレビや出版でも活躍。「Skipping between the pots」(2005)、「Nir Zook cooks」(2007、テレビ番組『Zookaria』で登場した料理のレシピ本)、「vegetable book」(2011)などを次々と出版。

そして『コルデリア』創業10周年となる2009年末より『A Chef by surprise』という新番組がスタート。これはなんと、彼が様々な都市の一般家庭を訪れ、その時たまたま台所にあったものやその家の家庭菜園でとれたものを、その場で即興で料理するという企画。

『コルデリア』は先ごろ雑誌フォーブスで、イスラエルで三本指にはいる最高級店の一つと評価された。

メニュ :

アペリティフ  :

『フローズン・ペルノー』

ペルノー&フレッシュフルーツカクテル

コリアンダーと蜂蜜のクッキー

 

前菜 :

『新しい地中海のカダイフ』

塩味のカダイフに生クリーム、鮪、卵、ペルシャの大蒜、そしてアンチョビー

*カダイフとは小麦粉で作った細麺状の生地

 

スープ :

シーフード・ガスパチョ

 

メイン :

鶏胸肉のファルシー、お米とフォアグラと胡桃詰め

 

デザート :

ペルノー入りの温かいサバイヨン

イスラエルのデザートに風味を付けたフルーツ、蜂蜜

 

                    

 

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  • 2013-09-28 - 2013-09-29
  • 11:45 - 15:00
  • 4,500yen
  • 03-5206-2741
  • アンスティチュ・フランセ東京 ラ・ブラスリー
    〒 162-8415
    新宿区市谷船河原町15 東京都

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