© Pierre Mazingarbe et Le Fresnoy - Studio national des arts contemporains

ル・フレノワ国立現代アートスタジオ × IAMAS(情報科学芸術大学院大学)
ビデオ上映&アラン・フレシェールと前田真二郎(IAMAS)による対談

 
第3回「デジタル・ショック」のオープニングを飾るのは、ル・フレノワ国立現代アートスタジオのディレクター、アラン・フレシェールと、IAMASの前田真二郎による上映&対談です。それぞれの養成機関出身アーティストのセレクション作品を比較し、司会にメディアアート・キュレーターの四方幸子を迎え、トークを行います。


『パノラマ』では、毎年、ル・フレノワ国立現代アートスタジオ(フランス北部トゥルコワン市/現代美術アーティスト養成機関)出身の若いアーティストたちによって制作された、映像、音、デジタルクリエーションの分野における50以上の未発表作品を紹介しています。

2010年から来日しているディレクターのアラン・フレシェールが、IAMAS(情報科学芸術大学院大学)出身アーティストのセレクション上映と比較しながら、『パノラマ』について語ります。

 

<ル・フレノワ セレクション(45分)>

<IAMASセレクション(45分)>
IAMAS出身アーティスト(6名)
松島俊介・木村悟之・北上伸江・池田泰教・三澤太智・伊藤遼

 

アラン・フレシェール
1944年パリ生まれ。映画作家、小説家、芸術家、写真家。近代文学、言語学、記号学、人類学をソルボンヌ大学、およびフランス国立社会科学高等研究院に て学ぶ。在ローマ・フランス・アカデミーに滞在し、350もの映画(短編および長編フィクション映画、実験的映画、アート・ドキュメンタリー)を制作し、 カンヌ、ヴェネチア、ベルリン、ロカルノなど世界各地の国際映画祭で紹介。1997年に、アートの実験複合施設として若い才能を迎える国立現代アート・ス タジオ、ル・フレノワを設立し、以来、ディレクターを務める。

前田真二郎
映像作家。情報科学芸術大学院大学(IAMAS)准教授。
1969年、大阪生まれ。京都精華大学大学院美術研究科修了。
映像メディアを「未知を発見する道具」と捉え、コンピュータを用いた自動編集による映像作品や、撮影行為をコンセプトに据えた映画を制作。代表作に、1日15秒のカットを1年間つなげてゆくインプロバイズド・シネマ「日々”hibi”13 full moons」がある。
WEBムービー・プロジェクト”BETWEEN YESTERDAY & TOMORROW”が、第16回文化庁メディア芸術祭・アート部門にて優勝賞を受賞。“SOL CHORD” スーパーバイザー。

四方幸子
京都府生まれ、東京在住。「拡張されたキュレーティング」を提唱。多摩美術大学および東京造形大学客員教授、IAMAS(国際情報科学芸術アカデミー)非 常勤講師。アツコバルー arts drinks talkアーティスティック・ディレクター、SIAF 2014(札幌国際芸術祭)アソシエイト・キュレーター。アートと科学を横断する数々の展覧会やプロジェクトをキヤノン・アートラボ (1990-2001)、森美術館(2002-04)、NTT ICC(2004-10)キュレーター、またインディペンデントとして国内外で実現。最近の活動に「ミッションG:地球を知覚せよ!」展 (ICC、2009-10)、カールステン・ニコライ+マルコ・ペリハン「polar m」展(山口情報芸術センター、2010-11、共同キュレーター)、「Possible Water|<コモンズ>としての未来」展(東京ドイツ文化センタ-、2012)、第7回ソウル国際メディアアート・ビエンナーレ「メディアシティ・ソウ ル 2012」(共同キュレーター)、ウーバーモルゲン「クラフト|エネルギーの学校」展(アーツ千代田3331、2012)、「Money after Money|信用ゲーム 2013」展などがある。国内外の審査員・共著多数。

 

フランス語・日本語(同時通訳付)

02
21
  • 2014-02-21 - 2014-02-21
  • 15:00 - 18:00
  • 入場無料
  • アンスティチュ・フランセ東京:03-5206-2500
  • フランス語・日本語(同時通訳付)
  • アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
    〒 162-8415
    15 新宿区市谷船河原町 東京都

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