社会、さらに個人の隠された心の真実を描写し、複雑な道のりを辿る人間の感情を
探求する二人の女性作家、デルフィーヌ・ドゥ・ヴィガンと角田光代の対談。
司会は市川真人が務めます。
デルフィーヌ・ドゥ・ヴィガンの好きなもの―電車の駅や、パリの地下鉄路線図の色、目もくらむような都会、そして、2、3の秘密にしておきたいとても重要な事柄―。もともと朗らかな性格で冗談好きなので、自分の絶望をすっかり自覚しながらも、なんとかうまく折り合いをつけながら生きています。
2008年出版の『ノーと私』(NHK出版)では「仏本屋大賞」を受賞、本作品は20ヶ国語に翻訳され、映画化されました。『リュシル- 闇のかなたに』(エンジン・ルーム)は、2011年 、「高校生が選ぶルノドー賞」を受賞、2015年には最新作『D’après une histoire vraie/実話によると』(未邦訳)で、「高校生のゴンクール賞」と「ルノドー賞」を受賞しています。
角田光代は、早稲田大学第一文学部卒業後、ジュニア小説でデビュー。以降、数々の賞を受賞。2005年には『対岸の彼女』で直木賞受賞。フランスではアクト・シュッド(Actes Sud)社から、他にも『ツリーハウス』、『八日目の蝉』も出版されており、後者はドラマ化、映画化もされています。
市川真人
文芸評論家、雑誌「早稲田文学」編集主幹、早稲田大学文学学術院准教授。
「王様のブランチ」(TBSテレビ)でブック・コメンテーターも務める。
※ 16時より会場横で入場整理券を配布します。
- 11月06日 17:00 – 19:00
- フランス語・日本語(同時通訳付)
- 入場無料 / 予約不要
11
06
- 2016-11-06 - 2016-11-06
- 17:00 - 19:00
- フランス語・日本語(同時通訳付)
- 入場無料 / 予約不要
- 03-5206-2500(アンスティチュ・フランセ東京)
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アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
〒 162-8415
15 新宿区市谷船河原町 東京都
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