日仏フォーラム「生きものの気配:芸術とロボットの空間」

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人と物との決定的な違いは「気配」である。エレベータの中で知らない二人が無言でいるときと、灰皿の台座が置かれたエレベータに一人で無言でいるときの違いを考えてみて欲しい。空間の緊張は物質の変化でなく、観察する者とされる者の内面に存在している。気配は生き物の間に生まれる関係である。彫刻家は像によって人の内面を表現しようとし、置かれた空間を変化させようとする。インターラクティブ・アーティストは運動によってものに気配を与えて、物と人間との空間を歪ませて揺らぎを作る。俳優の動きは気高い内面を表わしたり、瞬間的な感情の起伏を伝えることができる。人と物の間で気配が作る関係は、人と人の間で気配が作る関係にどこまで肉薄できるのだろうか。ロボットと二人っきりになったエレベータで人は、灰皿の台座のときのように平静でいられるだろうか。ロボットがそばにいることが日常になった社会では、ロボットの気配をつくることは、はたして芸術の領域かテクノロジーの領域か。

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登録をされた方のお席は、開始10分前まで確保させていただきます。
事前登録せずに参加をご希望の方は、当日直接ご来場下さい。残席の情況に応じてご案内致します。

主催:東京大学ソーシャルICTグローバル・クリエイティブ リーダー育成プログラム、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、第6回「デジタル・ショック」の一環として
パートナー:ヴェオリア・ジャパン株式会社

GCLVeoliaDigital Choc
03
20
  • 2017-03-20 - 2017-03-20
  • 14:00 - 17:00
  • 入場無料 / 要オンライン申し込み(申し込み期限:3月16日正午)
  • 東京大学 本郷キャンパス 武田ホール
    〒 113-0032
    東京都 文京区 弥生2-11-16

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