CARLOS

 

『カルロス』第1 部、第2 部、第3 部
最新作『アクトレス』の公開を10/24(土)にひかえたオリヴィエ・アサイヤスによるアクション巨編!

 

『カルロス』
2010 年/計326 分/カラー/デジタル
監督:オリヴィエ・アサイヤス
出演:エドガー・ラミレス、アレクサンダー・シェアー、ノラ・フォン・ヴァルトシュテッテン
1970~80 年代に世界を震撼させた伝説のテロリスト、イリッチ・ラミレス・サンチェス(通称カルロス)のドラマチックな半生を、史実や報道をもとに描いた超大作。『夏時間の庭』のオリヴィエ・アサイヤスがフランスのテレビ作品として製作した本作は、ヨーロッパ、中東、アフリカと世界を舞台に暗躍したカルロスを主人公に、現代テロリズムの実態を内部から描きだす。

第1 部 (101 分)
1973 年~1975 年。武装闘争による世界革命への夢を語る青年カルロス。晴れてパレスチナ解放人民戦線(PFLP)の一員となった彼は、ロンドンでの連続テロ、日本赤軍によるハーグのフランス大使館人質監禁事件など、ヨーロッパ各地でのテロ事件に加担する。フランス警官を殺害し南イエメンに潜伏していたカルロスは、PFLP の命を受け、新たな作戦遂行に動き出すが…。

第2 部 (107 分)
1975 年~1978 年。ウィーンで開催中の石油輸出国機構(OPEC)会議に踏みこんだカルロスたち。PFLP からの指令はサウジアラビアとイランの石油相殺害。閣僚たちを人質にとったカルロスらは多額の身代金を得ることに成功。しかし事件後、単独行動を非難されPFLPを除名されたカルロスは、仲間と新組織を作り新たな活動を開始する。

第3 部 (118 分)
1979 年~。世界秩序の変化と冷戦の終結により、いつしか金で様々な組織に雇われるプロの“殺し屋” へと変貌していくカルロス。1990 年のベルリンの壁崩壊後、スーダンで怠惰な生活を送る彼の行動をフランス国土監視局(DST)とCIA 諜報員が狙っていた。仲間を失い、徐々に転落していく彼の運命は果たして…?

 

10月16日(金) 11:00          カルロス 第1部 13:00          カルロス 第2部 15:20          カルロス 第3部 19:15 ※終了後トークあり カルロス 第1部
10月17日(土) 11:00          カルロス 第1部 13:00          カルロス 第2部 15:20          カルロス 第3部 18:00 ※終了後トークあり カルロス 第2部
10月18日(日) 11:00          カルロス 第1部 13:00          カルロス 第2部 15:20          カルロス 第3部

 

《トークイベント》
■10 月16 日(金)
19:15~『カルロス 第1部』上映終了後
五所純子(文筆家)トーク
「映画『カルロス』を語る」(30 分程度)
■10 月17 日(土)
18:00~『カルロス 第2 部』上映終了後
坂本安美(アンスティチュ・フランセ日本 映画プログラム主任)トーク
「オリヴィエ・アサイヤスと映画『カルロス』」(30 分程度)

 

◆既刊情報
『5月の後の青春 アリス・ドゥボールへの手紙、1968 年とその後』
オリヴィエ・アサイヤス著、 彦江智弘訳、boid 刊
定価(本体2,200+税)
オリヴィエ・アサイヤスの若き日々の現実と思考とが、奔流となって綴られた一冊。ひとりの映画作家が見た1960~70 年代フランスの一記録。

cinema1510161018_1

 

 

Beauties presents WEEKEND CINEMA とは…
今年8月より、ヨーロッパを中心とした選りすぐりの映画作品を配給しているマーメイドフィルムは、
新しい映画配信サイトBeauties(ビューティーズ)http://beautiesweb.com/を開設しました。
現在“フレンチ・フィーメイル・ニューウェーブ”の3作品を配信中。
このたび開催されるBeauties presents WEEKEND CINEMA は、配信サイトと連動した映画上映会です。
上映と共にさまざまなゲストによるトークショーも行い、映画の美しさ、楽しさ、感動をお伝えします。
選びぬかれた美しい映画をお届けするBeauties。劇場で、オンラインで、ぜひご堪能ください。
WEEKEND CINEMA HP・・・http://mermaidfilms.co.jp/beauties/

 

 

 

協力:映画酒場編集室

 

 

10
16
10
18
  • 2015-10-16 - 2015-10-18
  • 開場:15分前
  • 一律800 円
  • アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
  • アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
    〒 162-8415
    新宿区市谷船河原町15 東京都

<<