Sans titre

20世紀を象徴するフランスの国民的写真家、ロベール・ドアノーの人生と創作に迫る初のドキュメンタリー映画『パリが愛した写真家 ロベール・ドアノー<永遠の3秒>』が日本で公開されるのを記念し、本作の監督で、ドアノーの孫娘であるクレモンティーヌ・ドルディル氏と、ドアノーの著書『不完全なレンズで』の翻訳者でもある作家の堀江敏幸氏を迎え、本映画の製作秘話や、2人が描くドアノー像について語り合います。

さらに今回、ドアノーの写真を映しながら、ドアノーのテキストを巧みに組み合わせた朗読もお届けします。

講師:Mme Deroudille et M.Horie

* 要予約。日本語逐次通訳付。
* お申し込みの際の注意事項に関しては、詳しくはこちらのページをご覧下さい。

image_cle_dargaud© Rita Scaglia

Clémentine Deroudille クレモンティーヌ・ドルディル

ロベール・ドアノーの孫。展覧会キュレーター、ジャーナリスト、作家として活動。人間として、芸術家として、愛と幸せを運ぶ人であったロベール・ドアノーの知られざる姿を浮彫りにした映画『パリが愛した写真家 ロベール・ドアノー<永遠の3 秒>』で初監督。家族だからこその視点で、優しさに溢れた祖父と、撮影にこだわりぬく写真家の両面を描き出す。撮影はパリ、ニューヨーク、東京で行われ、特に東京での撮影を通じて作家の堀江敏幸氏と知己を得た。

 

horie撮影:森清

Toshiyuki Horie 堀江敏幸

1964 年、岐阜県生まれ。作家、仏文学者。現在、早稲田大学文学学術院教授。『郊外へ』『おぱらばん』『熊の敷石』『雪沼とその周辺』『河岸忘日抄』『正弦曲線』『仰向けの言葉』『燃焼のための習作』『その姿の消し方』など、著書多数。訳書として、エルヴェ・ギベール『幻のイマージュ』、ジャック・レダ『パリの廃墟』、マルグリット・ユルスナール『なにが? 永遠が』、ロベール・ドアノー『不完全なレンズで』などがある。

 

04
23
  • 2017-04-23 - 2017-04-23
  • 15:00 - 17:00
  • 参加料:会員1,500円、一般2,000円 
  • 045-201-1514
  • アンスティチュ・フランセ横浜
    〒 231-0015
    中区尾上町5-76 明治屋尾上町ビル7階 横浜市