東京ドイツ文化センターとの共同プロジェクト 「ダンス/タンツ」は、フランスとドイツにおいて、両国の間を自由に行き来しながら活動している振付家を日本に招聘するものです。
2011年のファビアン・プリオヴィルとグザヴィエ・ル・ロワ、2012年のライムント・ホーゲに続き、2013年はローラン・シェトゥアーヌを招聘し、彼の最新作『M!M』を本邦初上演します。ローラン・シェトゥアーヌ振付、マチュー・ビュルネールとミカエル・マルクルンド出演による本デュオ作品は、シェトゥアーヌが「友情」をめぐって創作した振付作品で、二人の人間の個人的で親密な関係性だけではなく、その「友情」の裏側に潜む政治的な側面に光を当て、「友愛」というコンセプトのもとにダンス的身振りを検証した作品です。
ローラン・シェトゥアーヌ
フランス人演出家および振付家。ベルリンを拠点に活動する。従来のものの見方を大きく転換させるような演出作品で注目される。工学を学んだ後、ソルボンヌ大学で演劇を、フランクフルト音楽演劇大学で舞台演出を学ぶ。
2000年頃よりドイツの主要な劇場で、数々の古典作品の演出を手がける。
身体や声や沈黙の修辞学に基づいた彼の革新的な作品は、登場人物や表象という概念に問いを投げかけ、戯曲テキストの綿密な解釈というドイツの伝統的な演出法とは正反対のものであったため、現代演劇界におけるアンファン・テリーブル(恐るべき子ども)という評判を得ることとなった。
2007年のダンサーとの初コラボレーション作品 「Tanzstück # 1: Bildbeschreibung」(ダンスピースNo.1 :『画の描写』ハイナー・ミュラー)の成功をきっかけに、ダンス作品の創作に意欲的に取り組んでいる。
6月7日(金)19時30分、8日(土)17時
※8日の終演後、アーティスト・トークがございます。
チケット取扱い
チケットかながわ(一般券のみ)
電話:045-662-886
web予約:http://www.kaat.jp/
窓口:KAAT神奈川芸術劇場2F、神奈川県民ホール(10:00-18:00)、 神奈川県立音楽堂(13:00-17:00月休)
※ 会員・学生券は、アンスティチュ・フランセ横浜、東京ドイツ文化センターのみで販売しています。
主催:東京ドイツ文化センター、アンスティチュ・フランセ横浜
提携:KAAT神奈川芸術劇場
協賛:プジョー、ル・ブルターニュ、ダイワロイネットホテル横浜公園
- 2013-06-07 - 2013-06-08
- 3,000円(学生・アンスティチュ・フランセ会員・ドイツ文化センター会員2,500円)
- 045-201-1514
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KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
〒 231-0023
中区山下町281 神奈川県横浜市