『コラール』（日本バージョン）　話し言葉の百科全書／ジョリス・ラコスト

(c)Ctibor B

『コラール』（日本バージョン）

話し言葉の百科全書／ジョリス・ラコスト

（TPAM in Yokohama 2014）

コンセプト：プロジェクト「話し言葉の百科全書」
演出：ジョリス・ラコスト
音楽ディレクション：ニコラ・ロレ
出演：青年団とのコラボレーションによるワークショップの参加者
上演時間：20分（予定）

16時KAAT神奈川芸術劇場＜アトリウム＞、
19時30分KAAT神奈川芸術劇場＜ホール＞ビュッフェ
14日19時30分の公演後にレセプションを開催

入場無料

話し言葉の多様な形式に捧げられた、詩的で、生き生きとした、変容するオード
「話し言葉の百科全書」に収録されている音声資料によって構成された演目『コラール』を上演します。リサイタルでは、シンクロして重なり合う複数の声が、さまざまな話し言葉の形式的構造を明らかにし、話し言葉によるアンサンブルを生み出します。
このたび、青年団とのコラボレーションによるワークショップを経て作成された『コラール』日本バージョンが、国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2014にて世界初上演されます。

詳しい情報は、公式ウェブサイト　www.tpam.or.jp　をご覧下さい。

プロジェクトについて

「話し言葉の百科全書」は、スピーチや話し言葉の多様な形式について、横断的な方法でアプローチしているアーティスト集団によるプロジェクトで、2007年にスタートしました。
あらゆる録音資料を収集し、リズムやコラール性、圧縮、誇張、間隔、旋律、反復、残余、飽和、音色などの特徴に応じて、話し言葉を分類するというプロジェクトです。
音声資料と解説で構成された「百科全書」の項目は、それらひとつひとつの概念で構成されています。
また、百科全書の録音資料を使用し、サウンド作品、ダンス・演劇、パフォーマンス、講演会、インスタレーション、ゲームなどを制作し、公開・上演を行っています。
本プロジェクトには、詩人、俳優、造形美術家、民族誌学者、音楽家、キュレイター、演出家、ドラマトゥルク、振付家、ラジオ演出家等のアーティストが参加しています。2013年現在の参加アーティストは、フレデリック・ダノス、エマニュエル・ラフォン、ニコラ・ロレ、ジョリス・ラコスト、グレゴリー・カステラ、ダヴィッド・クリストフェル、ヴァレリー・ルイス、エリーズ・シモネです。
「我らはみな、話し言葉の専門家である」をスローガンとしています。

www.encyclopediedelaparole.org

『コラール』（日本バージョン）は、演出家ジョリス・ラコストとアゴラ企画・こまばアゴラ劇場／青年団との初のコラボレーション作品です。 2015年には、このコラボレーションを発展させ、ジョリス・ラコストが多国籍の俳優による多言語での『Suite n°2』をクリエーションする予定です。
『Suite n°2』は、こまばアゴラ劇場、ジュヌヴィリエ国立演劇センター（フランス、パリ）で初演されるほか、フランスや世界各地での上演の企画が進められています。

コンセプト：プロジェクト：「話し言葉の百科全書」／演出：ジョリス・ラコスト／音楽ディレクション：ニコラ・ロレ／出演：青年団とのコラボレーションによるワークショップの参加者／製作：Échelle 1:1／主催：アンスティチュ・フランセ横浜、国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2014 実行委員会／共同製作：ジュヌヴィリエ国立演劇センター、（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場／青年団（青年団国際演劇交流プロジェクト／ジュヌヴィリエ国立演劇センター・こまばアゴラ劇場国際共同事業 Jeune Scène 2014［協力：アンスティチュ・フランセ日本］）／助成：アンスティチュ・フランセパリ本部／フランス外務省プログラムThéâtre Export／Échelle 1:1は、フランス文化通信省・イル・ド・フランス地域文化局の支援ならびに、フランス芸術振興会（ONDA）とアンスティチュ・フランセパリ本部の助成を受けています。