数週間にわたるセミの大合唱で疲れ果てた両耳が「とうとう救われた」と思えるこれ以上の音楽プログラムはないだろう。
東京と仙台で行われる1週間のフェスティバルの中でフランス現代芸術の花が咲くことは、長年このイベントのパートナーであるアンスティチュ・フランセ日本にとっても、大変喜ばしいことである。
東京ジャズ・フェスティバルは、10年以上の間、毎年ジャズファン約3万人を迎えてきた祭典だ。有楽町での2日間で、世界を巡る音楽の旅に人々を誘い出す。
また定禅寺ストリート ジャズ・フェスティバルは、音楽の溢れる街を取り戻すためのイベントの 主導者の一つである。
私達のお薦めシモン・ダルメはこの二つのフェスティバルに出演するが、勘違いしてはいけない。この才能溢れるアーティストの鞄に入っているのはジャズだけではないのだ。
またマニュ・カッチェやエリック・レニーニは、会場最大のステージで私たちにフランス的ジャズの色彩を見せてくれるだろう。
フランスのレーベル発のアーティストとして、カイル・イーストウッド、ステファノ・ディ・バティスタ、ルスコーニも忘れてはいけない。
この夏を輝かしく生きたセミ達への鎮魂歌に、新しい音楽的発見と、スター達の至福の演奏を捧げたい。
東京事務局代表
シャルル・ロニエ
詳しい情報は :
- 9月6日(金)~9月8日(日) : 第12回東京JAZZ フライヤーをダウンロード
- 9月6日(金)~9月8日(日) : 定禅寺ストリート ジャズ・フェスティバル
- 9月6日 : 仙台日仏協会・アリアンス・フランセーズ - シモン・ダルメ コンサート フライヤーをダウンロード:表 – 裏