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©アルチュール・ド・パンス

©ニコラ・ド・クレシー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひと月に渡りフランスの現代文学作品の活気を称賛する『読書の秋』が今年も日本で開催されます。

第6回を迎えるこの催しの斬新さは以下の3点に基づきます。

 

©パスカル・キニヤール

全ての方に開かれた催し

『読書の秋』はフランスと日本の作家、文学愛好家、出版関係者の出会いの場でもあります。文学交流を深めるためにも全てのイベントはフランス語と日本語の両方で行われます。

 

全国プロジェクト

『読書の秋』は東北から九州まで、アンスティチュ・フランセ(5支部)、アリアンス・フランセーズ(4支部)並びに日仏会館を含む、フランス政府公式文化ネットワークにて開催されます。以前にもまして多様な方々に御来場頂けるよう、幅広く綿密なプログラムがこれらのフランス政府公式文化ネットワーク各施設内のみならず、その他、様々な会場にて予定されています。

 

多岐に渡る催し

『読書の秋』は数々の分野を一同に対話させます。9つの対談、2つの講演会、7つのワークショップ、2つの討論会、6本の映画上映、思想討論会、リサイタル、展覧会が交差し、2013年度におけるプログラムを構成しています。

『読書の秋』のスタートを切るのはBDの若手作家たち。今年で第2回目を迎える『海外マンガフェスタ』が東京ビッグサイトにて開催され、ニコラ・ドゥ・クレシーとアルチュール・ド・パンスが招聘されています。特にド・クレシーは、漫画家の真島ヒロシと松本太洋との対談が予定されています。関西では『バンド・デシネの週末 in 京都』と題して様々なイベントが催され、名古屋、福岡、札幌ではワークショップが行われます。続いて登場するのは、現代フランス語圏文学を代表する3人の作家たちです。パスカル・キニャール、ダヴィッド・フェンキノス、そしてジャン=フィリップ・トゥーサンが、日本の皆さまにお会いするため、東京、京都、福岡、そして仙台を訪れます。特にキニャールは日本文学を代表する津島祐子と対談(東京)を行う他、ピアニストの博多かおるとともにレクチャーリサイタル(京都)を行います。

皆さまのご来場をお待ちしています。

 

 

フランス語・書籍・フランコフォニー部門主任

フランス大使館フランス語担当官

ジュリエット・サラベール

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