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アンスティチュ・フランセ日本では、新たな年を第七芸術からスタートします。今年の映画の催しのスタートを切るのは、今回で17回目を迎える恒例「カイエ・デュ・シネマ週間」です。フランス映画に新鮮な風を吹き込み、ときには辛辣で不遜ながらもどこまでも自由な作風を示してくれる「新世代のフランス映画」から代表的な作品をご紹介します。

アンスティチュ・フランセ日本では、新たな年を第七芸術からスタートします。今年の映画の催しのスタートを切るのは、今回で17回目を迎える恒例「カイエ・デュ・シネマ週間」です。フランス映画に新鮮な風を吹き込み、ときには辛辣で不遜ながらもどこまでも自由な作風を示してくれる「新世代のフランス映画」から代表的な作品をご紹介します。

「カイエ・デュ・シネマ週間」はまたフランス映画の豊かな遺産、古典作品を紹介する機会でもあります。今回は、30年代の巨匠、偉大な映画の職人、ジャン・グレミヨンの特集を行います。ジャン・ルノワール、ジュリアン・デュヴィヴィエら同時代の映画作家たちと並ぶ重要な映画作家であり、政治的な参加も行ってきたグレミヨン。彼のどの作品にも、そのポエジー、力強さ、特異さを感じて頂けるでしょう。

本特集は、またマドレーヌ・ルノー、ピエール・ブラッスール、ミシェル・モルガン、そしてジャン・ギャバンといったフランス映画の名優たちの素晴らしい演技を見て頂く機会となるでしょう。

今日、映画もデジタル・テクノロジーの世界へ挑戦しています。世界で唯一のオンライン映画祭、マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバルが、ユニフランス・フィルムズによって開催されます。本フェスティバルは、できるだけ多くのみなさまに映画を観ていただくサービスを提供する理想的なプラットフォームとして、インターネット利用のすばらしいモデルといえるでしょう。わたしたちアンスティチュ・フランセ日本は、この分野におけるフランスの専門技術を先駆ける本プロジェクトに協力できることを光栄に思っています。

来る1月17日より、劇場、そしてオンラインで、多様なるフランス映画をみなさまにお楽しみいただきたく、お待ちしております!

 

 

映像放送担当官/メディア・コンテンツ部門主任

ヌーレディン・エサディ

 

 

-17回目「カイエ・デュ・シネマ週間」 2014年1月17日(金)~2月16日(日)

-2014年1月17日(金)~2月17日(月)、マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバルはこちらから