Posted

音楽で夏の到来を祝う毎年恒例のイベント「フェット・ド・ラ・ミュージック」が6月20日(土)から27日(土)まで、アンスティチュ・フランセ日本やアリアンス・フランセーズで開催されます。音楽の祭日日本事務局主催のイベントも6月13日(土)より、東京や大阪の各地で開催されます。

フェット・ド・ラ・ミュージックは今年で33周年目を迎えます。誰もが本祭典特有の、まるで美しい季節の一時を象徴するような思い出があるのでは ないでしょうか。私はある時、控え目でときどき悲しげな人であると思っていた同じ階のすぐ隣の住人が、腕利きのサクソフォーン奏者でチャーリー・パーカー のファンであることを知りました。

フェット・ド・ラ・ミュージックが開催されるたび、彼は楽器を手に街角に行き「バード」になり切りました。

フェット・ド・ラ・ミュージックを立ち上げるという素晴らしいアイディアを考え出し、私たちの生活をよりよくすることに貢献した人々に御礼申し上げます。
また、14年前から日本でフェット・ド・ラ・ミュージックの概念を広め、毎年何百人ものアマチュアミュージシャンを道や街に集めている、音楽の祭日 日本事務局の皆さまに感謝申し上げます。

日本のフランス文化ネットワークも本祭典に携わっております。アンスティチュ・フランセ日本とアリアンス・フランセーズはフェット・ド・ラ・ ミュージックの開催のために集結し、日本のアマチュアミュージシャンを迎え入れます。東京では本祭典がビューロー・エクスポート東京支部主催の「第10回 東京フランス音楽産業コンベンション」の閉幕時に開催されるため、今年は特別な意味を持ちます。日仏の音楽プロが集うこの重要なイベントを祝うために特別 来日する、フランスの新しい音楽シーンの象徴である3組のアーティストChâteau Marmont、Moodoid、1984にも注目です。

最後に、哲学者ニーチェの言葉を引用いたします―「音楽なしには生は誤謬となろう。」

フェット・ド・ラ・ミュージックをお楽しみください!

アンスティチュ・フランセ日本
メディア・コンテンツ部門主任
フランス大使館 映像放送担当官
ヌーレディン・エッサディ

 

 

 

 

 

 

 

 

■■■

フェット・ド・ラ・ミュージックのプログラム:

 

関連企画:音楽の祭日 日本事務局のプログラム