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9月1日(金)から3日(日)まで東京・渋谷で開催される第16回東京JAZZと、9月8日(金)に宮城・仙台で開催される定禅寺ストリートジャズフェスティバルの前夜祭に、フランスのジャズアーティストが出演します。

東京JAZZについては、もはや多言を要しないでしょう。毎年、すべてのジャズファンに、世界を巡る音楽の旅を提供する国内最大級のジャズフェスティバルです。16回目を迎える今年の注目は、会場が丸の内から代々木公園をはじめとする渋谷に移転することです。コンサート会場という従来形式から公共空間(並木道、公園など)でのライブに姿を変え、幅広い年齢層の観客がさまざまなコンサートの楽しみ方を体験できるようになります。

フランスは今年、2つの形で参加します。

65のグループやアーティストが参加する今回の東京JAZZに、フランスからグループ1組とアーティスト2人が出演します。

  • ピアニストのエリー・デュフール、ドラマーのマルク・ミシェル、ベーシストのヤン・ファイフェットの出会いから誕生したEYMトリオ*は、東ヨーロッパの激しいリズムに影響を受けた異種混淆のジャズグループ。9月2日(土)の出演に加えて、9月8日(金)まで奈良、芦屋、広島、福岡で来日公演を行います。
  • イスラエル出身でフランスで活動するピアニスト、ヤロン・ヘルマン*も9月2日(土)に登場。これに先立って8月28日(月)、29日(火)に京都で、31日(木)に名古屋でライブを行います。
  • キーボード奏者でジャズ・フュージョンのプロデューサー、フィリップ・セスは9月3日(日)、日本の若き天才ドラマー、川口千里と共演します。

※ 東京JAZZとフランスのジャズフェスティバル「ジャズ・ア・ヴィエンヌ」のパートナーシップの一環として招待。

他方、フランスのブース「エスパス・フランス」(フランス観光開発機構、アンスティチュ・フランセ日本、在日フランス大使館共催)が9月2日と3日、代々木公園ケヤキ並木に開設されます。フランスの4大ジャズ・フェスティバル(ジャズ・ア・ヴィエンヌ、ジャズ・ア・ジュアン、ジャズ・スー・レ・ポミエ、40回目を迎えたジャズ・イン・マルシアック)を通して、フランスの4つの地方を発見できるほか、各フェスティバルのグッズが当たる抽選にも参加できます(景品がなくなり次第終了)。同じフランスブース内では、アンスティチュ・フランセ日本のフランス語講座や文化イベントのご案内をする予定です。

ジャズ界の大御所から新進気鋭のアーティストまで、国内・海外の一流ミュージシャンが9月1日から3日まで集結する東京JAZZは、盛り上がること請け合いです。この機会をどうぞお見逃しなく。

最後に、仙台・レンヌ姉妹都市提携50周年を記念して、フランス・ブルターニュ地方出身のデュオ、イヴァン・ノールとセバスチャン・シャルリエが9月8日(金)、定禅寺ストリートジャズフェスティバルの前夜祭に登場します。こちらもお楽しみに。

 

映像放送担当官
映像・音楽部門主任
ヌーレディン・エサディ

 

  • 東京JAZZ
    開催日時:2017年9月1日(金)・2日(土)・3日(日)
    会場:NHKホール(渋谷)、代々木公園ケヤキ並木、WWW、WWW X(渋谷)、セルリアンタワー能楽堂
    * 「フランスブース」の詳細は フランス観光開発機構のHPをご覧ください。