Posted

今年で20回目を迎える東京フィルメックスが11月23日(土)から12月1日(日)にかけて有楽町朝日ホールほかにて開催されます。

 

 

良質のプログラミング、そして映画ファンと世界中の映画人たちとの出会いの場として内外から高く評価されている東京フィルメックス、コンペティション部門では世界の才能あふれるアジアの映画監督たちによる最新作がセレクションされ、競い合います。

クラシック部門では、アンスティチュ・フランセ日本の協力のもと、オリヴィエ・アサイヤス監督のドキュメンタリー『HHH:候孝賢』(1997年)がデジタルリマスター版にて上映され、オリヴィエ・アサイヤスが登壇予定。今回のオリヴィエ・アサイヤスの来日は2019年12月20日に日本公開されるジュリエット・ビノッシュ、ギヨーム・カネ主演作品『冬時間のパリ』(2018年)のプロモーションのためでもあり、配給会社トランスフォーマー、ユニフランスの協力のもと、同作品の先行特別上映会が12月2日(月)にアンスティチュ・フランセ東京にて開催。またこれまでのアサイヤス作品6本の特集が、デジタルリマスター版も含めて11月30日(土)から12月6日(金)まで上映されます。

また同映画祭開催中に東京都、国際交流基金アジアセンターなどが2010年より主催して行っている映画の人材育成プロジェクトTalents Tokyo(TT)にて、オリヴィエ・アサイヤス監督、そして彼のエグェキュティブ・プロデューサーであるシルヴィ・バルテがマスタークラスを行う予定。

12月3日(火)、アンスティチュ・フランセ東京では、特別招待作品として、今年のロカルノ映画祭で金豹賞と最優秀女優賞をダブル授与した『ヴィタリナ(仮題)』が上映されるポルトガルの映画監督ペドロ・コスタ監督も迎え、初期の2作品、『血』、『溶岩の家』を上映。上映後には日本の映画監督、黒沢清とペドロ・コスタとの対談を予定しています。

 

アンスティチュ・フランセ日本
映像・音楽部門 統括マネージャー
オリヴィエ・デルプ

 

開催概要

 

第20回東京フィルメックス「映画の未来へ」

会期 11月23日(土)~12月1日(日)
会場 有楽町朝日ホール(〒100-0006 東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11F)
詳細 第20回東京フィルメックス公式ホームページ

 

オリヴィエ・アサイヤス特集2019 ー世界のしめす逃走線とともに

会期 11月30日(土)~12月8日(日)
会場 アンスティチュ・フランセ東京(〒162-8415 東京都新宿区市谷船河原町15)
入場料 1200円(一般)、800円(学生)、500円(会員)
詳細 アンスティチュ・フランセ東京公式ホームページ