Posted

 第4回目となるアイデア・ナイトが1月30日再びアンスティチュ・フランセ関西ー京都で開催されます。 発酵の奥深い世界を発見しにいらして下さい!討論会後にはお飲み物を片手に議論の続きをお楽しみ下さい。

 

© Julia Lebrao Sendra

 

2016年以降、フランスと世界90ヵ国において200のイベントが開催されてきました。様々な分野よりパネリストを迎えて時宜に適ったテーマをめぐり議論する国際的なトークイベントです。ダッカからロサンジェルス、パリから東京に至るあらゆる都市に知識人、研究者、芸術家たちが、集います。

1月30日に世界同時開催されるアイデア・ナイトのテーマは「生きていること」。アンスティチュ・フランセ関西-京都では「発酵の文化 : 食からデジタルまで」をテーマに日仏のパネリストが対話します。このオリジナルな討論会では生命、変容、成熟に関連する発酵について学際的な視点から考えます:様々な分野のパネリストの皆さんに、食材(味噌、醤油、ワイン)、人類学、建築素材に土を使った建築、さらにはデジタルの視点からご発言頂きます。

多彩な背景を持つ4名の登壇者をお迎えします: 早稲田大学准教授のドミニク・チェンは多くの著書もあり、発酵を手がかりにデジタル・メディアを考えます。 エンジニアのトマ・オルティーズはキノコの食文化に魅せられたエンジニアで,『エネルギーの愉快な発明史』(河出書房出版社より邦訳)の著者でもあり、エネルギー、健康、美食の分野における社会の変容について考えます。『発酵文化人類学』の著者小倉ヒラクは東京農業大学研究生でクロード・レヴィ=ストロウスの研究を基に発酵の世界を探求しています。京都工業繊維大学研究員のグレゲリー・ペーター・パルナはキノコを利用した発酵土を素材とする建築について語ります。

アイデア・ナイトはこれまでに、東京では 2017 年に海洋、2019年に多国間主義の未来についてをテーマに、また京都では2017年に都市の活性化、2018年にはユートピアをテーマに開催されました。

京都で開催するアイデア・ナイトに多くの皆さまのご来場をお待ちしております。冬の一晩、パネリストの議論に耳を傾け、ワインと日本酒を手に和やかに語らう暖かな時間を共に過ごしましょう。

 

チラシをダウンロード

 

開催概要

アイデア・ナイト2020「発酵の文化 : 食からデジタルまで」

 

日時 2020年1月30日(木)18:00~20:00
場所 アンスティチュ・フランセ関西ー京都(〒606-8301 京都市左京区吉田泉殿町8)
言語 フランス語・日本語(同時通訳付き)
入場無料・要予約
ご予約・お問い合わせ アンスティチュ・フランセ関西ー京都ホームページ