【アンスティチュ・フランセ東京エスパス·イマージュでの映画上映中止のお知らせ】
3月25日の小池百合子東京都知事の会見を受け、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、アンスティチュ・フランセ東京のエスパス・イマージュにて４月19日まで予定しておりました映画上映は、中止することを決定いたしました。
ご購入済みのチケットにつきましては、代金の払い戻しの対応をさせていただきます。つきましては、チケットのご購入者様にはPeatixにてご登録いただいたメールアドレスに払い戻し情報のご連絡をさせていただきます。
なお、中止となった「映画批評家月間」の上映は、今後実施できるよう予定を調整中です。
皆様にはご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、どうかご理解を賜りますようお願い申し上げます。
第2回目となる今年は、アルテ・フランス・シネマ ディレクターのオリヴィエ・ペールにセレクションを依頼し、フランス映画の近年のおすすめ作品、新たな才能を紹介します。
アンスティチュ・フランセ日本は毎年、フランスの映画媒体、映画祭、批評家と協力し、最新のフランス映画を選りすぐり、ご紹介しています。第2回目となる今回は、フランスだけではなく、世界中の主要な映画作家たちの製作を積極的に支援しているアルテ・フランス・シネマのディレクター、オリヴィエ・ペールにセレクションを依頼。フランス映画の新人監督たちを中心に、魅力溢れる作品を日本の映画ファンに紹介します。
アルテ・フランス・シネマは、現代映画作家たちを支援することに注力し、ドキュメンタリーからアニメーション、映画の様々なジャンルの再読解を試みる作品から社会への視線を基軸にした作品、現代に根を下ろしたフィクションから、より奔放なる想像力の探求まで、あるいはそのすべてを包括した作品と、幅広い映画作家たちに耳を傾け続けています。映画の創造に乗り出す新人の監督たちを積極的に支援し、一作目、二作目に重要な場所を与えてきました。こうした若い世代の映画作家たちの勢いは女性監督たちにもあてはまるでしょう。そうした新人の女性監督の中から、今回はアフシア・エルジ（『君は愛にふさわしい』）、ザブー・ブライトマン＆エレア・ゴべ・メヴェレック（『カブールのツバメ』）を紹介します。オリヴィエ・ペールの提案するセレクションは、未来の巨匠となる若い才能にスポットライトを与えています。長編三作目にあたる『シノニムズ』で見事ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞したナダヴ・ラピド、アルベルト・セラ（『リベルテ』、次回作『ボラ・ボラ』をすでに準備中）、ニコラ・パリゼール（『アリスと市長』）、セルジュ・ボゾン（『マダム・ハイド』）、カンタン・デュピュー（『ディアスキン鹿皮の殺人鬼』）。そしてよりベテランのアンドレ・テシネは、その最新作『見えない太陽』によって、現代社会に非常に明晰な眼差しを向けています。
本特集では、映画監督セルジュ・ボゾンを特別ゲストに迎え、最新作の『マダム・ハイド』が日本でお披露目されるのを機に、ミュージカルコメディから、歴史劇、学園ものから犯罪映画まで、その多彩なフィルモグラフィーを一挙ご紹介します。また2019年惜しくも他界した、どこにも分類できない独自な作風で、数多くの作品を生み出した映画監督ジャン＝ピエール・モッキーも併せて特集します。
本特集では上映のほか、オリヴィエ・ペール、セルジュ・ボゾン、そして日本の映画監督や批評家たちとのディスカッションも予定しています。
また、本企画は、京都、大阪、東京、横浜と巡回します。
この度、新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受け、「第2回映画批評月間 ～フランス映画の現在をめぐって～」開催のために4月に予定されていた映画監督セルジュ・ボゾンの来日はキャンセルとなりました。そのため4月18日（土）に予定されていた同監督の登壇も中止となりました。
『フランス』の上映後には、結城秀勇（映画批評家）をお迎えしてアフタートークを行う予定です。変更に伴い皆様方にはご迷惑をおかけし申し訳ございませんが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
開催概要
京都
期間 2020年3月6日（金）～12日（木）、4月10日（金）～15日（水）
場所 出町座、同志社大学寒梅館クローバーホール
詳細 アンスティチュ・フランセ関西ホームページ
大阪
期間 2020年3月7日（土）～12日（木）
場所 シネヌーヴォ
詳細 アンスティチュ・フランセ関西ホームページ
東京
期間 2020年3月12日（木）～20日（月）
場所 ユーロライブ、アンスティチュ・フランセ東京
詳細 アンスティチュ・フランセ東京ホームページ
横浜
期間 2020年4月16日（木）～17日（金）
場所 kino cinéma横浜みなとみらい、横浜シネマ・ジャック＆ベティ
詳細 アンスティチュ・フランセ横浜ホームページ