フランス映画祭2022横浜

Posted 2022/11/09

フランス映画祭が2022年12月1日（木）から4日（日）までの間、横浜にて開催されます。今年は３年ぶりに代表団の来日も決定。ジャパン・プレミアとして上映される10本の長編映画と6本の短編映画と共に、フランス映画の創造性と多様性をご紹介します。

今回で記念すべき第30回を迎えるフランス映画祭。今年も横浜にて12月1日（木）から4日（日）まで開催されます。日本の映画ファンにとって見逃せない映画の祭典である本映画祭は、ユニフランス主催のもと、共催の横浜市と特別協賛の日産自動車株式会社、在日フランス大使館／アンスティチュ・フランセ日本の協力によって実施されます。コメディ、ドラマ、歴史もの、アニメーションなど、多くのジャンルに及び、フランス映画の豊かさを反映した長編映画10作品と短編映画6作品からなるプログラムをご紹介する予定です。

ギュスターヴ・エッフェルの生涯をモチーフにしたマルタン・ブルブロン監督の『EIFFEL（原題）』が、映画祭初日の夜に横浜みなとみらいホールにて、豪華なゲストからなる代表団とフェスティバル・ミューズを引き受けてくださった女優の石田ゆり子さんの出席のもと、映画祭のオープニングを飾ります。また、本作は電気自動車限定で行われるドライブインシアターでも上映されます。

また、3年ぶりの代表団として、総勢15人の監督と5人の俳優が来日します。その才能と業績ですでにその名を知られたアーティストたちと将来有望な若い才能たちが、上映後の質疑応答やマスタークラスを通じて、日本の観客の皆さまに、フランス映画の持つ多様性と豊かさをお伝えします。また、フランス映画祭は、30回目の開催を記念し、フランスのストップモーション・アニメーションにスポットを当て、アラン・ウゲット監督の長編映画『イヌとイタリア人、お断り！』と、短編映画6本がラインナップされています。

日本におけるフランス映画祭は、フランス映画およびアーティストたちと日本の観客の皆様との間の特別な関係を祝うためのイベントです。皆様にお会いできるのを心待ちにしています。

素敵なフェスティバルをお過ごしください。

フランス大使館オーディオビジュアル担当官

アンスティチュ・フランセ日本本部　映像・音楽部門　統括マネージャー

ギヨーム・ゴベール

フランス映画祭2022横浜　上映作品リスト

- オープニング作品／ドライブインシアター作品 : 『EIFFEL（原題）』監督：マルタン・ブルブロン – 来日ゲスト：監督：マルタン・ブルブロン、ロマン・デュリス（俳優）
- 『フルタイム』監督：エリック･グラヴェル – 来日ゲスト：監督：エリック･グラヴェル
- 『幻滅』監督：グザヴィエ・ジャノリ – 来日ゲスト：バンジャマン・ヴォワザン（俳優）
- 『イヌとイタリア人、お断り！』監督：アラン・ウゲット – 来日ゲスト：アラン・ウゲット（監督）
- 『あのこと』監督：オードレイ・ディヴァン – 来日ゲスト：オードレイ・ディヴァン(監督）、アナマリア・ヴァルトロメイ(俳優）
- 『The Passengers of the Night (英題）』監督：ミカエル・アース – 来日ゲスト：ミカエル・アース（監督）
- 『メグレ（仮）』：監督：パトリス・ルコント – 来日ゲスト：パトリス・ルコント（監督）
- 『ロデオ』監督：ローラ・キヴォロン – 来日ゲスト：ローラ・キヴォロン(監督）
- 『ワン・ファイン・モーニング（仮）』監督：ミア・ハンセン=ラブ – 来日ゲスト：パスカル・グレゴリー（俳優）、メルヴィル・プポー（俳優）
- 『VORTEX』監督：ギャスパー・ノエ – 来日ゲスト：ギャスパー・ノエ(監督）

フランスのストップモーション・アニメーションの世界

- 『姉妹』監督：ルイーズ・メルカディエ＆フレデリック・エヴァン – ルイーズ・メルカディエ（監督）&フレデリック・エヴァン（監督）
- 『くすんだ海』監督：エロイーズ・フェルレ – 来日ゲスト：エロイーズ・フェルレ（監督）
- 『風の娘たち』監督：エロイーズ・フェルレ
- 『記憶』監督：ブリュノ・コレ – 来日：ブリュノ・コレ(監督）
- 『レイモンド、もしくは縦への逃避』監督：サラ・ヴァン=デン=ブーム – 来日ゲスト：サラ・ヴァン=デン=ブーム（監督）
- 『崩れる関係』監督：クロエ・アリエズ＆ヴィオレット・デルヴォワ – クロエ・アリエズ（監督）＆ヴィオレット・デルヴォワ（監督）