パリ白夜祭への架け橋̶ 現代アートと過ごす夜

ニュイ・ブランシュKYOTO 2020 

103日(土)

京都市内各所で実施(入場無料、一部施設を除く)

  

京都市とアンスティチュ・フランセ関西が毎秋開催するニュイ・ブランシュKYOTO

京都市の姉妹都市であるパリ市発祥の「ニュイ・ブランシュ(白夜祭)」に着想を得た、一夜限りの現代アートの祭典です。市内各所でアーティストによる展覧会や映像上映など、多彩なプログラムをお届けします。

第10回目を迎える今回のテーマは「FLUX / フロー / 流れ」。
うつろいゆくものとしての流れ。とどまることなく常に変化する流れ…衛生上の危機は、私たちの生きてきたこれまでの流れを止めました。いとも簡単に人々が移動していた、グローバル社会の現代的な様式を凍結させたのです。ただし、それは同時に、危険を冒すことなく他者との接触が可能となるような、電子的な、あるいは、バーチャルな流れを加速させました。この危機は、最もありふれた日常的な私たちの行為の有用性と意味について、私たちに問いを投げかけています。どのような流れが私たちの生活にとって不可欠なのでしょうか? ニュイ・ブランシュ KYOTOの参加アーティストたちによって、私たちはこうした疑問についてさらに考えを巡らせることになるでしょう。

オープニング 103日(土)17:00~ 会場:京都駅ビル駅前広場(ホテルグランヴィア京都前)

 公式サイト:www.nuitblanche.jp

 

アンスティチュ・フランセ関西会場のプログラム――――――――――――――――――――――――――――――

19:00–深夜0:00

[ガーデン / メディアテーク]

20:30–21:30 HIxTOによるパフォーマンス「生の展覧会」 *インスタレーションは19:00–深夜0:00

今年1月に京都芸術センターで行われた舞台作品「raw–精神と肉体の展覧会–」の世界観(生っぽさ)をアンスティチュ・フランセ関西に!実際に使用された舞台美術を用いた空間美術と生の身体パフォーマンスから、観て回る”身体と空間”で考察する生っぽさを是非ご体感ください。

19:00-深夜0:00 インスタレーション
20:30-21:30 パフォーマンス

 

[1F 稲畑ホール]

19:3020:15 とりふね舞踏舎によるパフォーマンス「GANGIO GANGIOMA」
東日本大震災発生の年にその影響下に制作された作品。

 

 

 

 

20:45深夜0:00 映像上映 Le Fresnoyによるセレクション「Panorama」

映像やデジタル・クリエーション等の分野の芸術作品制作と教育のための仏国立機関Le Fresnoy(ル・フレノワ国立現代アートスタジオ)のキュレーターが、気鋭のアーティストによる短編映像作品を特別にセレクト。世界初公開となる作品を含む全4作品を上映します。

lefresnoy.net

映像提供:ル・フレノワ国立現代アートスタジオ / キュレーター:パスカル・プロニエ / 協力:キヤノン株式会社

文化庁令和2年度戦略的芸術文化創造推進事業「JAPAN LIVE YELL project」
主催:文化庁、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会、ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市、アンスティチュ・フランセ関西

上映作品
『Yollotl(ヨロトル)』(2020年、17分)監督:フェルナンド・コリン・ローク ★監督からのビデオメッセージはこちらをご覧ください。
『temps mort(死んだ時間)』(2009年、10分)監督:モハメド・ブルイッサ
『Swatted (スワッティド)』(2018年、20分、英語)監督:イスマエル・シャンドゥティ
『Planète A (プラネット A)』(2008年、7分40秒)監督:瀬戸桃子

※ニュイ・ブランシュ終了後も以下の日時に引き続き上映いたします。
10/6(火)~10/9(金)10:00~19:00 *10/7(水)のみ14:00~19:00

 

[3F サロン]
19:00–深夜0:00 映像上映 「In Situ, Pierre-Elie de Pibrac présenté par CHANEL NEXUS HALL」
2013年から2015年にかけて、丸2シーズンをパリ・オペラ座バレエ団のダンサーたちと共に過ごした写真家ピエール=エリィ・ド・ピブラックによる、舞踊界への特別なオマージュ。ニュイ・ブランシュKYOTOでは、ダンサーたちの身体の力強さを見事に捉えたビデオ作品を上映します。なお、Confidences、Analogia、Catharsis からなる彼の三部作「In Situ」は、9月19日から10月18日に開催されるKYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭の一環として、京都府庁旧本館 正庁にてご覧いただけます。さらに詳しい情報は以下のサイトをご覧ください。
https://www.kyotographie.jp/exhibitions/pierre-elie-de-pibrac/
https://chanelnexushall.jp/program/2020/kg_operadeparis/

※ニュイ・ブランシュ終了後も以下の日時に引き続き上映いたします。
10/6(火)~10/9(金)10:00~19:00

協力:京都芸術センター

 

[2F 23番教室]
19:00–深夜0:00 映像上映「Fromage de nuit」
京都を拠点に活動するフランス人アーティスト ブルーノ・ボテラによる、液体や動物をテーマにしたアニメーション。

※ニュイ・ブランシュ終了後も以下の日時に引き続き上映いたします。
10/6(火)~10/9(金)10:00~19:00

 

 

 

 

 

 

 

※天候等の事情により、プログラムは予告なく変更される場合があります。

※ 新型コロナウィルス感染予防対策実施について
ニュイ・ブランシュ開催前10日間及び当日に以下に該当する場合には入場をしないでください。
・体温が37.5℃以上の場合
・咳・咽頭痛の症状がある場合
・過去2週間以内に海外から帰国した場合
・感染症陽性者とその濃厚接触者であるなど,保健所などの健康観察下にある
・その他体調がすぐれない場合(味覚・嗅覚異常,強い疲労倦怠感等)
・入場の際はマスクの着用をお願いします。
・人と人の間隔はなるべく空けてください(最低1メートル)。
・混雑時には入場を制限する場合があります。
・こまめに手洗い,手指の消毒をしてください。
・「京都市新型コロナあんしん追跡サービス」への登録に御協力ください。

 

 

   

 

 

10
03
10
09
  • 2020-10-03 - 2020-10-09
  • 19:00 - 23:59
  • 入場無料
  • 075-761-2105
  • アンスティチュ・フランセ関西―京都
    〒 606-8301
    吉田泉殿町8 京都市左京区 京都府