アンスティチュ・フランセ関西-京都では、11月5日(土)~12月3日(土)にアーティスト カタヤマアヤナの作品を展示します。

「今回の展示では、人が無意識に感じる「感情や感覚」の中にある味わい(個性)を視覚化したいと思いました。それぞれの感情や感覚が持つ雰囲気や色合い、その奥に広がる物語を味わって欲しいと思いました。楽しい、悲しい、嬉しい、怖いなど、一つ一つの感情や感覚に丁寧に寄り添い味わうことで、それらの感情たちが喜ぶ。抑圧されがちな感情や感覚を、受容し味わい愛でてほしい。そんな思いで制作しました。」(カタヤマアヤナ)

同時に開催予定の、線画による絵本原画展も併せてご覧ください(2階廊下エリア)

本展はまた、「読書の秋」フェスティバルの一環として、子供向けの本におけるイラストに賛辞を贈る機会でもあります。メディアテークでは「読書の秋」に関連した書籍のセレクションもご覧いただけます。

「読書の秋」プログラムはこちら

https://www.institutfrancais.jp/kansai/agenda/2022fa01/

 

カタヤマアヤナ

グラフィックデザイナーとして活動。それに加え、主に絵画や写真表現のほか、絵本の制作、展示活動を行う。現在、C.A.P.スタジオアーティスト(神戸)

私の活動のベースには、イラスト、写真、グラフィックデザインの3つの要素があります。

特にイラストは、自身の内面的調和を得るためのものとして幼少期から共にありました。イラスト、写真どちらの表現も根底にあるのは、感情や感覚といった無自覚で見えない領域の瞬間を捕らえ、その実態を明らかにしたいという思いなのかもしれません。

長らく“仕事”としてきたグラフィックデデザインの視点も、数年前から活動全体を構成する大きな要素となり、バラバラに動いていたピースが一つになっていくような気がしています。

主なテーマである感情や感覚の視覚化、表現のプロダクト化など幾つかの試みを重ねています。

11
05
12
03
  • 2022-11-05 - 2022-12-03
  • 入場無料
  • 075-761-2105
  • アンスティチュ・フランセ関西―京都
    〒 606-8301
    吉田泉殿町8 京都市左京区 京都府