© Mami Kiyoshi

 

本講演会では、2022年10月1日から29日までアンスティチュ・フランセ関西ー京都で開催される展覧会「和凧の話」について、写真家の清 真美と研究者のラリ・セシルが語ります。

このプロジェクトは、ラリ・セシルによる凧のコミュニティに関する人類学的な研究から始まり、清真美とのコラボレーションによってアートプロジェクトへと発展しました。

和凧は、日本の大衆文化の中ではまだあまり研究されていない分野です。同プロジェクトを通して、この知られざる豊かな文化遺産の価値を発見していただけます。

 

 

清 真美

武蔵野美術大学卒業。2010年に文化庁新進芸術家海外研修制度により渡仏、以降パリ在住。2003年に被写体へのインタビューを元に彼らの生活空間で演出を行なって撮影する『新釈肖像写真』シリーズを開始。『和凧の話』では、同じ手法で和凧の世界の人々の肖像を描き出した。

Site officiel : http://www.kiyoshimami.com

 

 

ラリ セシル

パリソルボンヌ大学で美術史の博士号を取得、現在は京都精華大学講師。写真史と日本の凧文化の歴史を専門とする。2013年ケ・ブランリ博物館所蔵の和凧の調査を実施。その後、日本の凧職人、アマチュア凧のコミュニティ、凧の博物館に関する多数の研究プロジェクトを行っている。

予約不要・入場無料(日本語による講演会になります。)

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  • 2022-10-02 - 2022-10-02
  • 16:30 - 18:30
  • アンスティチュ・フランセ関西―京都
    〒 606-8301
    吉田泉殿町8 京都市左京区 京都府