祝 創設30周年 – 日仏音楽交流事業「京都フランス音楽アカデミー」のメモリアルイヤーをオンラインでお祝いしましょう!
今回は、2003年の第14回アカデミーの様子を収めたドキュメンタリー作品「Paris Kyoto, Andante Japonais」をご紹介します。通常は非公開のレッスンの様子や教授陣のコメント、コンサートの模様までを収めた貴重な映像は必見です!
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◆ ドキュメンタリー「Paris Kyoto, Andante Japonais」
2003年3月22日~4月3日に実施された第14回京都フランス音楽アカデミーの模様を記録したアンドレ・ドラクロワ監督によるドキュメンタリー「Paris Kyoto, Andante Japonais」。
そこには、フランスから来日した演奏家たちの熱気あふれる指導と、真剣な受講生たちの生き生きとした眼差しが捉えられています。
また、現在では演奏家・指導者として国内外で活躍中の方々が、当時受講生として参加していた姿も!
前半・中盤に登場するのは、ヴィオラ奏者の小峰航一さんや、チェロ奏者の中木健二さん。いずれも複数回アカデミーを受講後、パリ国立高等音楽院に留学され、小峰航一さんは現在、京都市交響楽団首席ヴィオラ奏者として活躍されています。中木健二さんは2005年第5回ルトスワフスキ国際チェロ・コンクール第1位など国際コンクールでの活躍の他、フランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団では首席奏者も務められました。
ドキュメンタリーの後半には、ヴァイオリニスト、米元響子さんのインタヴューもあります。
米元響子さんは、2001年~2004年にアカデミーを受講。以降、2006年 モスクワ・パガニーニ国際ヴァイオリンコンクール優勝など多数の賞を受賞されました。

◆ 第14回京都フランス音楽アカデミーの教授陣
アニエス・メロン(声楽)、クリスチャン・イヴァルディ(ピアノ室内楽)、ジョルジュ・プルーデルマッハー(ピアノ)、オリヴィエ・ガルドン(ピアノ)、ジェラール・プーレ(ヴァイオリン)、レジス・パスキエ(ヴァイオリン)、ブルーノ・パスキエ(ヴィオラ)、フィリップ・ミュレール(チェロ)、フィリップ・ベルノルド(フルート)、ジャン=ルイ・カペツァリ(オーボエ)、森悠子(弦楽室内楽)

◆ 第14回 教授陣によるコンサート プログラム(京都公演)
ベルリオーズ-リスト:イタリアのハロルド 作品16 第1楽章 ”山の中のハロルド-湯打つと幸福と歓喜の情景”
B.パスキエ(va)、O.ガルドン(pf)
プーランク:オーボエとピアノのためのソナタ
J-L.カペツァリ(ob)、G.プルーデルマッハー(pf)
ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調
G.プルーデルマッハー(pf)、R.パスキエ(vn)、P.ミュレール(vc)
ベルリオーズ:3つの歌曲
・さらば、ベッシー!(歌曲集”9つの歌-アイルランド”作品2-8)
・散文による哀歌(歌曲集”9つの歌-アイルランド”作品2-9)
・オフェーリアの死 作品18-2
A.メロン(Sop)、C.イヴァルディ(Pf)
プーランク:フルートとピアノのためのソナタ
P.ベルノルド(Fl)、O.ガルドン(Pf)
フランク:ピアノ五重奏曲へ短調
C.イヴァルディ(Pf)、G.プーレ(Vn)、森悠子(Vn)、B.パスキエ(Va)、P.ミュレール(Vc)

<第14回教授陣コンサートの様子>

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