Guy Gilles © DR, coll. Cinémathèque française

(フランス/1967年/71分/カラー&モノクロ/デジタル/フランス語/日本語字幕)
監督:ギィ・ジル
出演:パトリック・ジュアネ、マーシャ・メリル、ベルナール・ヴェルレ
ジャンヌはかつての恋人ジャンを思い出し、今も彼との恋を生きている。ジャンは15歳で少年院に入り、既成秩序に反抗し、ブルジョワ的な世界もビート族たちの世界も拒否して死んでいった。彼の死を知らないジャンヌには、つねにジャンが亡霊のように寄り添っている。

※上映後、ジュリアン・ジェステールのトークあり(逐次通訳付)

ギィ・ジル(1938-1996)
アルジェリアの首都アルジェ生まれ。子供の頃より映画ファンで、20歳で13分の美しい処女短編作品『消された太陽』を監督。アルジェリア戦争下の1960年、パリへ移住。ピエール・ブロンベルジェの援助により、何本か短編を監督し、その中の『Au biseau des baisers』を気に入ったジャン=ピエール・メルヴィルから援助を受け、初長編の自伝的作品『海辺の恋』を3年がかりで製作、ロカルノ映画祭で批評家賞を受賞。長編2作目『切られたパンに』(67)にはマルグリット・デュラスらから賛辞の言葉が寄せられる。3作目『地上の輝き』(70)はイエール映画祭グランプリ、4作目の『反復される不在』(72)はジャン・ヴィゴ賞を受賞。生前にはあまり理解されず、つねに孤立していたギイ・ジルの作品は、2003年にラ・ロシェル映画祭で特集が組まれ、再評価の機運が高まり、2014年にシネマテーク・フランセーズで全作回顧上映が開催され、フランスを始め、世界各地で徐々に発見され、評価が高まっている。

★入場料金:一般1500円、シニア1100円、会員(シネ・ヌーヴォ、出町座、クラブ・フランス)・学生1000円

【インターネットチケット販売スタート】ご鑑賞の8日前よりインターネット・劇場窓口で日時指定の整理番号付チケット販売を開始。詳しくはシネ・ヌーヴォまでお問合せください。
期間中連日10:20より当日チケット販売。
※当日券のみ。前売券の販売はございません。

シネ・ヌーヴォ:大阪メトロ中央線「九条駅」6番出口徒歩3分 阪神なんば線「九条駅」2番出口徒歩3分 Tel. 06-6582-1416 / http://cinenouveau.com/

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  • 2019-04-06 - 2019-04-06
  • 16:30 - 18:30
  • 一般1500円、シニア1100円、会員(シネ・ヌーヴォ、出町座、クラブ・フランス)・学生1000円
  • 06-6582-1416
  • シネ・ヌーヴォ
    1丁目20−24 大阪市西区九条

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