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あらすじ

イスラエルで暮らすタルは、近所のカフェで自爆テロが起こった後、架空のパレスチナ人男性に宛てた手紙を書きます。様々な疑問を書き表し、二つの国を支配するものが憎しみだけだなどとは認めない、と。そして手紙をビンに入れ、兄に託します。彼は自分が兵役を務めているガザ地区近くの海にそれを投げこみます。数週間後、タルは「ガザマン」と名乗る謎の人物から返事を受け取ります。

この作品は、ヴァレリー・ゼナッティの小説 『ガザの海に浮かぶ小瓶』(仮)を映画化したものです。

地中海文化映画フェスティバルで観客賞と審査員特別賞を受賞しました。

上映後(17時45分頃)、原作者、ヴァレリー・ゼナッティのトークがあります。既にシネ・フォーラム等で映画を観られた方は上映後からの参加も可能です。逐次通訳付

 

droits cédés aux éditions de l'Olivier jusqu'au 15 avril 2017.

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1970年、ニース生まれのヴァレリー・ゼナッティは、思春期をずっとイスラエルで過ごしました。ジャーナリストや、ヘブライ語の教師になってから、ジュ ニア小説、一般向けの小説、シナリオ、翻訳といった執筆活動に専念します。誰もが一度の人生しか生きることは出来ませんが、物語は幾つも紡ぐことができる からです。2005年発表のジュニア小説『ガザの海に浮かぶ小瓶』(未邦訳)は、約20の文学賞を受賞、15カ国で翻訳され、演劇化、映画化されていま す。また、彼女はフランスで、アハロン・アッペルフェルドの翻訳家としても知られています。2015年には、最新作『ジャコブ、ジャコブ』(未邦訳)で、 Livre Inter賞を受賞しています。

 

© Patrice Normand                 © L’école des Loisirs

 

 

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  • 2016-11-24 - 2016-11-24
  • 16:00 - 18:45
  • 入場無料
  • 075-761-2105
  • アンスティチュ・フランセ関西―京都 稲畑ホール
    〒 606-8301
    左京区吉田泉殿町8 京都市 京都府

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