日本の伝説についてのアンソロジーを上梓したエリック・フォールが、重森三果による三味線と語り、マチュー・マイユフェールによるビデオプロジェクションとともに、著書から選りすぐった物語を紹介します。この著書にちなんだ服部正実の写真展「鐘馗」も同時開催(11/5~11/21)。講演後、著書の販売とサイン会を開催します。

 

アンスティチュ・フランセ関西-京都、稲畑ホール/ル・カフェ
参加無料 アンスティチュのWEBサイトより要予約 https://peatix.com/event/3063820 ※満席になりました
フランス語、日本語逐次通訳

 

エリック・フォール Éric Faure
作家。パリ国立東洋言語文化大学大学院 日本研究科専攻 博士課程修了。「京都から太宰府へ̶菅原道真の軌跡を辿る」にて博士号取得。日本の伝説・伝承のスペシャリストとして活躍して、徹底したフィールドワークによる時代考証を特徴とし「源頼光」「妖怪・物の怪」「陰陽道」など7冊の著作がある。2021年、仏L’harmattan 社Japon légendaire「 伝説の日本」がシリーズ化、9月に第2 巻であるCinquante histoires de bouddhas が出版された。続刊には「京都の伝説」が控えている。

 

 

重森 三果 Mika Shigemori
京都市生まれ。幼少期より江戸浄瑠璃新内節を研進派初代家元・新内志賀大掾及び新派家元・
富士松菊三郎に師事。小唄を里園派宗家・里園志寿栄及び里園志寿華に師事。本名の重森三
果名義では、さまざまな文学をもとに脚色した作品や自ら書き下ろした楽曲を、新しい試みをもって精力的に発表している。また数多くの映画・テレビ、舞台、などに於いて邦楽指導、演奏出演するなど多岐にわたって活動をしている。2014 年文化庁芸術祭音楽部門優秀賞受賞。

 

 

 

マチュー・マイユフェール Mathieu Maillefer
2Dおよびストップ・モーションアニメーター。建築ドローイングとデザインを学んだ後、自身のクリエイティブな志向を追求するため、独学でアニメーションの道へと進む。パリでの4年間のキャリアを経て、2009 年以来、フリーランスとしてアングレームを拠点に活動している。これまでに、エルメス、ディプティック、ザ・ニューヨーカー、エールフランスやカナル・プリュスのアニメーションを、多数のイラストレーターと共に制作している。

 

 

 

服部 正実 Masami Hattori
写真家。京都に生まれ、京都市立芸術大学卒。テキスタイルデザインのかたわら、1988 年から
京都の町家の屋根にある瓦鍾馗の撮影を始め、1996年に写真集「洛中洛外の鍾馗」を出版。
以後、奈良、大阪、滋賀等にある瓦鍾馗も撮影して、2018年「私は瓦鍾馗」を出版し、現在に至る。

 

 

 

 

 

主催 : アンスティチュ・フランセ関西
助成 : 笹川日仏財団
協力 : 京都国際フランス学園、ラルマタン出版社

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05
  • 2021-11-05 - 2021-11-05
  • 18:00 - 20:00
  • 入場無料、要予約
  • 075-761-2105
  • アンスティチュ・フランセ関西―京都
    〒 606-8301
    吉田泉殿町8 京都市左京区 京都府