©Finland Cinematic

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京都シネマでは、クラブ・フランス会員証(有効期限内のもの)のご提示により、下記の映画を割引料金にてご覧頂くことができます。
※上映時間や詳細については京都シネマまでお問い合わせください。
www.kyotocinema.jp

 

7/29(金)~8/18(木)『魂のまなざし』

Helene/2020/フィンランド、エストニア/122分/監督:アンティ・ヨネキン/出演:ラウラ・ビルン、ヨハンネス・ホロパイネン、クリスタ・コソネン、ヤルッコ・ラフティ

 

フィンランドの国民的画家ヘレン・シャルフベックの静謐にして鮮烈な8年間を描く。

19世紀末から20世紀はじめに活躍した画家ヘレン・シャルフベック。女性に注目してモダニズムを捉え直す気運の流れから、日本でも展覧会で紹介されるなど注目される、フィンランドの画家のひとりだ。ロシア帝国の支配下にあったフィンランドに生まれ、祖国の独立と内戦をへて、フィンランドというあたらしい国が誕生する激動のさなか、封建的な世界が崩壊していく過程と歩調を合わせるように、画家として、一人の人間として苦難の時代を生き抜いていく。近年、再評価され、フィンランドで最も敬愛されるモダニズム画家の彼女の作品は、《恢復期》や、晩年まで描き続けられた自画像など、印象派のようなタッチと、さまざまなスタイルを取り入れた作風で、親密さとメランコリー、美しさと強さをたたえている。そんな彼女の終生にわたる友情と愛の物語。北欧の透明な光にかがやく自然も見どころ。

 

*あらすじ*

1915年、ヘレンは、いわば忘れられた画家であり、田舎で高齢の母といっしょに暮らしていた。しかし、彼女は栄光のためではなく内から湧き出す情熱のためだけに描き続けていた。そこへ画商のヨースタ・ステンマンが訪ねてきて、彼女の描いた159枚の絵にあらわれる圧倒的な才能に驚嘆した彼は、首都ヘルシンキでの大規模な個展開催を決意し…。

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  • 2022-07-29 - 2022-08-18
  • 00:00
  • 1800円、クラブ・フランス会員1500円(同伴者2名まで)
  • 075-353-4723
  • 京都シネマ
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